幼稚園教諭を辞めて転職しよう。
そう思ったとき、また保育関係の仕事についても大丈夫だろうか?
そんな葛藤がありませんか?
せっかく辞めるのだから次の職場選びには絶対後悔したくないですよね。
でも、別業界に転職した方がよいのか、それともまた同じ幼稚園教諭か保育士になった方が良いのか、なかなか自分では判断が難しいと思います。
そこでこの記事では、幼稚園教諭がどんな業種を転職先としているのかをご紹介します。
この記事を読んで、後悔しない転職ができるように準備しておきましょう。
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目次
幼稚園教諭が転職する理由
あなたは今転職しようと思っていますよね。
あなたと同じように転職をしようと考えている幼稚園教諭人たちは、一体なぜ転職を考えるのでしょうか。
まずはその理由をみてみましょう。
人間関係が悪い
人間関係に悩まされて転職する保育士は少なくありません。
実際私も人間関係に悩まされて転職した身です。
幼稚園教諭って保育だけが仕事じゃないんですよね…
悪口、陰口、上下関係、派閥…本当に面倒な人間関係に巻き込まれて、みんな毎日頑張ってます。
でももう我慢の限界。そうなったら転職するのが一番。
私も転職をしたことで人間関係に悩まされることがなくなりました。
給与が低い
幼稚園教諭で給与が低いと転職する人もいます。
子どもの命を預かって朝から晩まで働いて、泥だらけになって…それでも手取りが20万円もいかない…
これじゃ何のために仕事してるかわからない。
なんてこともありますよね。
転職すれば給与が良い環境を選ぶことができますから、転職を選択するのも当然ですよね。
激務
激務で幼稚園教諭から転職する人もいます。
毎日朝7時から夜の21時過ぎまで働いて、土日は持ち帰りの仕事をして、365日が怒涛のように過ぎていく…
周りの友達は休日も楽しんで、平日も飲みにいって…
激務の自分と比べるとたまったものではありませんよね。
保育観が合わない
園と保育観が合わないと辛いですよね。
私が辛かったのは、園の運営をビジネスにみている園長や経営陣と一緒に仕事をすることでした。
ビジネス視点でみているため、子どものためというより、親のために運営する。
そうなると子どもを置き去りにした考え方が多く、何度も「こんなのおかしい」と思いました。
そんな心境のまま園を続けるのはなかなか難しかったです。
幼稚園教諭が選んだ転職先はどこが多い?
そんな悩みの多い幼稚園教諭。あなたも共感できるところが多かったのではないでしょうか?
では、実際転職先はどんな業種を選んでいるなか、紹介していきますね。
あなたにあった転職先を見つけやすいよう、解説していきます。
他の幼稚園に再就職
他業種に行くとなると、また一から仕事を覚える必要があり、精神的な負担も大きいです。
また、他業種で失敗した時に「幼稚園辞めなければよかった」と思ってしまっては、大きな後悔になりますよね。
幼稚園であれば、資格を活かせ、これまでの経験も活かせるので精神的にも余裕が生まれます。
また、転職先の幼稚園で「やっぱり幼稚園は嫌だな」と思っても、他業種への転職がある。という余裕があれば後悔も少なく済むのも気持ちが楽ですよね。
ただ、お分かりかと思いますが、幼稚園教諭は担任を持つと責任、プレッシャーがかかります。
その分、やりがいは大きいので、子どもが好きで仕事にやりがいを求める人は、また幼稚園を転職先に選ぶべきです。
保育園
私の周りでは、幼稚園教諭から保育士になる人がとても多いです。
というのも、保育園は複数担任制で、シフトを組まれていることが多く、幼稚園に比べて時間外労働がありません。
雇用形態も幅広く、派遣やパートとして働けばより残業を避けることができます。
私も、派遣で時給1600円で働かせてもらい月に26万円お給料をもらっていたことがあります。
子どもと関わりたいけど
・時間外労働は避けたい
・仕事は結婚したらやめる
・とにかく精神的に楽に仕事がしたい
・給与は多い方が良い
という考えの人には保育園が最も後悔なく転職できる道です。
一般事務
他業界に転職する場合、一般事務が元幼稚園教諭さんに人気です。
事務職はもともと女性人気が高いのですが、幼稚園教諭は、責任感があるという点で社会でも評価されます。
私の友達も、一般事務として企業に転職したのですが幼稚園教諭ならではのコミュニケーション能力と責任感を発揮してのびのび仕事をしています。
幼稚園では1日中動きっぱなしですが、一般事務は座り仕事で残業もほとんどないことが多いですから、激務から解放される手段でもありますね。
また、こちらも雇用形態がアルバイトから派遣、正社員まで幅広く、自分にあった働き方を選ぶこともできます。
もちろん、派遣から正社員への雇用も期待できますので、安定の道を行きたい場合は、一般事務への転職が良いですね。
ただ、パソコンに慣れない方は初めのうちは苦労するかもしれませんので、事前に慣れておく必要があります。
リクナビエージェント
サービス業
飲食店やコールセンタースタッフも幼稚園教諭から転職しやすい業種です。
幼稚園教諭は子どもだけでなく、保護者への対応もしてきたこともあって、コミュニケーション能力が高く、サービス業で能力を発揮でき、重宝されます。
もし他業種への興味があり、人と接することが好きな方はサービス業に向いているかもしれません。
ただ、もし自分がどんな仕事に向いているのか、まだわからない場合は自分の強みをチェックしてみましょう。
自分だけではわからない強みもあり、それを知らないのはとてももったいです。

転職に成功する人がやってること
転職に成功する、それは転職先が決まることもそうですが、転職した後に後悔のない転職だったと言えることが本当の転職の成功です。
そこで、転職に成功している人がしていることを紹介します。
あなたも転職に後悔したくないと思いますので、参考にしてください。
自分が何をしたいのか明確にしている
転職に成功している人は、自分自身がどうしたいのかが明確です。
なぜその転職先を選んだのか、なぜその業種なのか、そもそもなぜ転職したのか、これらを明確にしています。
自分と向き合うことが大切ですが、なかなか1人では向き合うことに限界がありますよね。
私も転職する際は家族の力を借りたり、自問自答してみたりしましたが、
プロの力も借りることで、自分の意思を明確に把握しました。
具体的にどのように自分の意思を明確にするのか説明していきますね。
転職コンサルタントや強み診断を使う
転職コンサルタントは文字通り転職のプロです。
あなた自身がどんな業界に合うのか客観的に判断してくれるとともに、転職支援をしてくれます。
また、強み診断も、自分の強みを客観的に把握できる手段です。
本当の自分の強みは自分では見えないものです。
あなた自身よく褒められる言葉ってありますか?
例えば、私は「しっかりしてるね」と言われますが、自分では全然だらしないと思っているし、忘れ物も多いです。笑
でも周りから見るとしっかりしているようで、実際強みを客観的に調べた時に「責任感」があることに気づきました。
「責任感」は転職においてとても大きな武器になり、私自身の転職を助けてくれました。
あなたも自分では気づかない強みがあるはずです。それを知らずに漠然と転職してしまうのは、勿体ないですし、後悔につながりかねません。
客観的に自分の強みを確認しつつ、プロのコンサルタントに転職のサポートをしてもらう。
これが転職を後悔せずに成功させている人がしていることです。
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まとめ
幼稚園教諭から転職しようと思っても、また幼稚園に転職すべきなのか、はたまた保育園なのか別業種なのか、自分がどの職種に向いているのかわからないと不安ですよね。
多くの人は同じ保育業界へ転職していますが、あなたも同じように保育業界に転職すべきなのかどうかは、あなたにしかわかりません。
ですので、自分で強みを探してみたり、転職サイトに登録してアドバイザーと話したりする中で自分が今何をしたいのか明確にしてみてください。
転職に後悔したくない人は、自分で行動を起こしています。行動といっても簡単です。
転職サイトの強み診断や、コンサルティングを使うだけで見えないものが見えてきます。
人が後悔するときというのは、なんとなく選択してしまったときです。
後悔しないためには自分で自分の道を選ぶこと。ぜひあなたの転職を成功させてくださいね。
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