「幼稚園先生になりたくてなったのに、辛すぎてもう無理。」
そんな状態、私もなったことがあります。
辛いと漠然と思ってはいるものの、何が辛いのかよくわからない、むしろ自分の感覚がおかしくて、私が弱いから辛いと感じているのかな?淡々と仕事をしている先輩方をみてそう思う自分すらいました。
自分が辛いのかすら判断できないなんて辛すぎる。「つら…なんかよくわからなくなってきた…」
そう思ってあなたも検索してきたはずです。
幼稚園の先生をするのが辛い。そう思ったらまずすべきことはたった一つ。自分がどうしたいのかはっきりさせることです。
もちろん、どうしたいのかわからないから悩んでるということはわかっています。なので、この記事では幼稚園の先生が「つらい」と思ったとき、どうすれば自分の気持ちをはっきりさせることができるのかを紹介していきます。
実際に幼稚園の先生をしていた身として、あなたの辛さをはっきりさせ、次の行動を起こせるようサポートしていきますね。
スポンサーリンク
目次
子どもが好きで始めた仕事が地獄の仕事に・・・。

念願の幼稚園の先生。期待と不安で入社したのは初日だけで、
そのあとは不安しかない、むしろストレスも加わって日に日に消耗していく体。
毎日辛いと思うのが当たり前すぎて、何が辛いのかもわからない。
ただ一つあるのは、子どもが好きで自分で決めた道なのに、こんなことになるなんて…というなんとも言えない虚無感。
そして自然と溢れる涙。
自分で決めた道だからこそ、幼稚園の環境にガッカリしつつ、「そんなこと思っちゃいけない。」とか、「辛いけど頑張らなきゃ。」とか、「辞めてはいけない!」とか、自分で自分にプレッシャーを与え続けてしまうんですよね。
そして今日まで「辛い」が当たり前になりすぎて何が辛いのかわからないけど辛い。とにかく辛い。
「はぁ、つら…」と一人で口にする事もありませんか?
辛さの要因は子どもじゃない。それが余計辛い

私もそうでしたが子どものこと以外での辛さが圧倒的に多い。
・先輩からの嫌味
・幼稚園の方針とぶつかる
・保護者とのやりとり
・プライベートがない
・持ち帰りの仕事が多い
・土日も何かしら作業がある
など、私も朝7時にでて22時くらいまで残ることがありました。あの人間関係の悪い環境に一日拘束されるなんて、今考えただけでも胃が痛くなりそうです。
辛すぎてよくわからなくなる
日々体力的にと精神的にやられていく中で「辛い。」が重なっていくとなにが辛いのかわからなくなり、それが余計辛さを増強していきますよね。
周りを見てみると愚痴を言いつつも笑って過ごしているベテラン先生、そのベテランさんにうまいこと気に入られて自分を守る先輩。
入ってきたばかりでまだ何もわからない後輩…
自分だけが辛い思いをして孤独…それも辛いし。
仕事ができない自分も辛いし、誰にも言えないこんな弱い自分がいることも辛い。とにかく辛い。私も心と体を病んでしまったことがあります。
辛いんだけど、何が辛いのかとわからなくなってきて、最終的には体に不調が出て、それでも辛さを理解できないから悩み続けて、不調を抱えながら頑張り続けて・・・と無理をしている先生は少なくありません。
自分が何を「辛い」と思っているのか知る方法は・・

今あなたは辛さを抱えています。
おそらくたくさんの想いを自分の中に溜め込んできたのでしょう。ここまでよく頑張っていますよ。
だからその頑張った自分をもっと大切にしてあげましょう。その方法は”自分の感情を書く”ことです。(これは心理学的にも効果があると言われている方法です。)
あなたは今1人で頑張ってきました。もし他に相談できる人がいるのなら良いのですが、そうにもいかない場合、孤独になります。私がそうでした。
そんな時は、とにかく紙に自分の感情を書き出す。
これをしてください。
例えば、私が書いたメモを書き起こしますね。
もう辛い、何が辛いかもわからない。毎日園にいくと嫌な先輩がいる、挨拶を返してくれないし本当に悲しい。自分はというとクラスの運営がうまくいかないし、嫌な先輩のクラスでさえまとまっているのに、なんで、もうやだ。子どもたちに対して自信を持って接することもできなくなってきた。みんなごめんね。
本当はもっと職員同士で支え合う環境がいいし、心おだやかに過ごしたい、他の園に就職した友達が羨ましい。こんなに辛いのは私は1人だけなんだきっと。
もう行きたくないし、できれば明日から辞めたいくらい。でもいかなきゃ。いけない。なんでこの仕事してるんだろう。
私はかつてこんなメモを書いていました。
最初は辛いだけだったんですが、不思議なことに書いていくうちに心が楽になってきたんです。
後で調べると、ノートに感情を書くことを”感情の解放”と言い、脳の構造的にも心の声を書き出すことはストレス解消につながることが科学的にもわかっているそうです。
あなたも試しに今の感情を書き起こしてみてください。
希望が見える瞬間は自分の辛さに気づけたとき。

あなたが今抱えている辛さ、まずは自分で自覚をすることが肝心です。なぜなら、幼稚園社会にいるとどうしても自分の辛さを隠しがち、我慢しがちだから。
だから無意識に涙が出てきたり、休みの日遊びたいのに体が動かなかったりするんです。
でも、感情をノートに書くことによって今のストレスが軽減してきます。そして、ノートに感情を書くことのメリットはもう一つ。自分が何を辛いと思っているのか、どうしたいのかがわかってくるということです。
私のメモをもう一度みていきましょう。
もう辛い、何が辛いかもわからない。毎日園にいくと嫌な先輩がいる、挨拶を返してくれないし本当に悲しい。自分はというとクラスの運営がうまくいかないし、嫌な先輩のクラスでさえまとまっているのに、なんで、もうやだ。子どもたちに対して自信を持って接することもできなくなってきた。みんなごめんね。
本当はもっと職員同士で支え合う環境がいいし、心おだやかに過ごしたい、他の園に就職した友達が羨ましい。こんなに辛いのは私は1人だけなんだきっと。
もう行きたくないし、できれば明日から辞めたいくらい。でもいかなきゃ。いけない。なんでこの仕事してるんだろう
太字にしたところを見てわかると思いますが、私は漠然と辛いと思っていたはずが、
・嫌な先輩がいる
・クラスの運営がうまくいかない
・子どもたちに対して自信を持てないのが申し訳ない
・他の園に就職した友達が羨ましい
・明日から辞めたい
・なんでこの仕事してるだろう?
このような悩みがあることがわかりました。この瞬間、本当に心が楽になります。今まで見えなかったことが突然明らかになるんです。ぜひやってみてください。辛すぎて何が辛いかわからないあなただからこそやってほしいんです。
しばらく掃除していかなった部屋が綺麗になっていくような、とても爽快な気持ちになります。
そして、自分の辛さに気づくと、希望というか未来が見えてきます。
自分の辛さに気づくと、自分の未来がわかる

上で紹介したように、とにかく辛い。何が辛いかもわからない場合、
とにかく感情を書くことで自分の感情に気づくことができ、何を辛いを思っているのかわかります。
そうしたら、その辛さから自分が今後どうしたいのか。これもはっきりさせることができるようになります。
私の場合は、
・嫌な先輩がいる
➡︎人間関係をうまくいかせたい
・クラスの運営がうまくいかない
➡︎もっとクラスをまとめたい
・子どもたちに対して自信を持てないのが申し訳ない
➡︎自信を持って子どもといたい
・他の園に就職した友達が羨ましい
➡︎別の環境に憧れている
・明日から辞めたい
➡︎もうこの園にはいたくない
・なんでこの仕事してるだろう?
➡︎仕事にやりがりを見出したい。
このように自分の気持ちがわかってきます。
普段何気なく過ごしていると自分の気持ちってわからなくなるんですよね。悩みがある時はなおさら。
また、幼稚園という狭い社会では、自分の気持ちを置き去りにするだけでなく、周りの常識が自分の常識になりますので、さらに元々の自分の気持ちに気づきにくくなります。
ですので、辛いことがわかって、辞めたい、と思えただけすごいことなんです。
辛さ、自分の未来が見えたらあとは「決意」するだけ

ここまで読んでいただき、ただ漠然と辛い気持ちでいたさっきよりもだいぶ楽になったのではないでしょうか?
さて、最後は、自分の気持ちを自分で守るためにも、自分の”決意”をすることが大事です。
私の場合は辞める”決意”をしました。この一年で絶対に辞める。と。
だって、本当に辛かった。
ご飯食べると胃が痛くなって、
突然涙が出てきて、
普通に働いている友達に嫉妬して、
理由もなくイライラして、
休日も保護者とあわないように気を張って、
・・・・
やっぱり辛い。
そのもっとも大きな要因は、、
正直全部でした。笑
人間関係も、園の環境も、他と比べた時の劣悪な勤務体系も全部嫌で、私はなんのために先生になったのか、考えたときに、先生同士協力して保育というやりがいを見出したいから。と思ったんです。
そうなるともう環境を変えて自分にあった環境で働くしかなかったです。
なので私は当時いた園をやめて、転職することにしたんです。
転職しないとわからないことがたくさんあった。

辛さに気づいて、自分がどうしたいのか知って、実際に転職をした私ですが、転職してわかってことがたくさんありました。何より、
一歩その環境から抜け出すことでこんなにも世界は広いんだ・・・と思えてきて、自分が本当にしたいこととか、大切にしたいことは何かとか、どんどん湧いてきます。
私ってもっと子どものこと知りたかったんだ!とか
え、前の園の常識って社会の非常識なんじゃない?とか
先輩ってこんなに優しいの?とか
給料ってこんなにもらっていいものなの!?とか
ある意味カルチャーショック。転職しないとわからない社会があることに驚愕しました。
世の中には転職とかそんなの「逃げ」だと思う人もいるかもしれませんが、あなた、十分頑張ってますからね。私は経験者なのでその大変さがよく分かります。
子どものために、と毎日頑張ってるのも、自分が選んだ道だから、と背負いこんできたものの重さも。私には分かります。
だからこそ辞めていいです。あなたにはもっと輝ける環境があります。
資格があるからこそ最短2週間で転職できる
転職するといっても転職できるか不安。というあなたのために私のオススメの転職サイトを2つ紹介します。
まずは「保育ひろば」という転職サイトです。
私も登録していますが、無料でコンサルタントがサポートをしてくれます。辛い状況の中、転職サポートをしてくれる人がいるというのは案外心の救いになるものです。
まずはサイトを活用して自分の辛さを軽減させて、転職できるんだ。という実感を持ちましょう。それだけで今の辛さは軽減しますし、2週間で転職することもできるのでいつでも抜け出せる!という精神的な支柱にもなります。
なので登録しない手はありません。
幼稚園、保育士の求人は今伸び盛り、そのぶん早い者勝ちですからね。
【詳しくはこちらをクリック⬇︎】
人間関係の良い求人が揃っている転職サイト
保育エイドというサイトもオススメです。
このサイトは人間関係の良い求人を取り揃えています。というのも、求職者を園に紹介した後に、実際に就業して見た感想などを細かく聞いているそうなんです。
だからどの園が人間関係良好かどうかもわかるというわけなんです。
こちらも簡単に登録できますので、アクセスしてみてくださいね。
【30秒で登録。詳しくはこちらをクリック⬇︎】
今あなたは漠然と辛いと思っていた自分とは別人です。自分の辛さを知り、自分の決意が見えてきているはず。
ただし、辛い時に一番やってはいけないのが、行動しないこと。これは声を大にして言いたいです。
辛いと思っていても辞めたいと思っていても状況ってなかなか変わらないんですよね。今すぐに転職をすべき!と言っているわけではありません。
転職活動をしてみてわかったのは、何かしら今までと違うことをしないと自分にとって良い未来ってやってこない。ということです。
もしあなたが「今はいいや」と思っているのならあなたはまだまだ頑張れるはず。
でももし、もう無理。と思っているのであれば転職サイトへの登録は30秒ですみますのでまずは登録をしてみる。そうすると道がひらけてきます。
まとめ
今、あなたが抱えている辛さ、その辛さはあなたが頑張ってきた証でもあります。
でも、自分の辛さは自分で自覚してどうにかするしかないのが現実です。
そのための方法がとにかく自分の思いを紙に書くこと。
書くだけで心が楽にあり、自分の気持ちがわかり、自分がどうしたいのかはっきりさせることができます。
私の場合は転職したい。という気持ちが強かったので、転職しました。
あなたがどんな決意をするかどうかわかりませんが、どんな決断でさえ、あなたがした決断を私は応援します。
さいごに、辛いと思ってこのサイトを見てくれたあなたに言いたいことは
そもそも辛い。という感情は、「もっと快適な環境にいきたい。」「私はもっとこうしたいんだ!」という意思がなければ生まれない。
ということです。辛くでどうしようもない今も、あなたの心が見たい未来のためにあります。だからこそ、感情に蓋をせず、どんどん紙に解放して自分のしたいことを明確にしてください。
辛いと思えるあなたなら自分の求める未来を手に入れることができます。
そして、転職を決意したらあとは転職のプロに助けてもらい、あなたにとって最適な環境を探しましょう。応援しています。
こちらの記事に私の転職活動記を残してます。ぜひ参考にしていってください。
[box class=”box29″ title=”関連記事”]
・「人間関係はどこも悪い」は嘘!私が徹底的に転職活動をした記録、全部見せます。
[/box]