・常に身体がだるい
・気持ちが落ち込む
・これってうつなのかもしれない
幼稚園教諭に多いうつ。あなたも心配しているように、沢山の幼稚園教諭がうつに悩まされています。
私もうつの症状が出たことがあります。
漠然とした不安。なぜか生きがいがなくなる。夜眠れない。常にだるい。気分の上下が激しい…
そんな状況で子どもと接するわけです。本当に辛かったし、そうなる前に誰かに助けて欲しかった。
幼稚園業界はストレスが多い環境の割にその対策がなされていないのが現状です。そのためうつかも?と思った時点で自分で対策をする必要があります。
私もいまとなっては心療内科に行き、回復しましたが、もしあなたが
私のような状況になりそう、うつかも。と思っているなら、
この記事で紹介するうつ対策をして、未然にうつを防いでほしい。
幼稚園教諭として、あなたの力になりたいと思っています。
スポンサーリンク
目次
幼稚園教諭がうつになりやすい理由

幼稚園教諭にうつが多いのは、
体力的な辛さ、人間関係の悪さはもちろん、職業の特性が原因です。それは
子どもを預かるという責任。
幼稚園の先生であるあなたは無意識であろうとなかろうと、子どもを預かっているという責任、子どもを教育しなければならないというプレッシャーを感じています。このストレスは他の仕事の人にはわからない、幼稚園教諭独特のものです。
そこに加えて上司からうける嫌がらせや、終わらない仕事、体力的にも精神的にも追い込まれていきますよね・・。
その中でもうまくやっていける人はいる。それも事実ですがあの人達は責任をうまく避けているひとたち。いわゆる本気で子どもと向き合っていない人たちです。
あなたは責任感が強くて優しい人、だから今苦しんでいると言うことは忘れないでくださいね。
うつかもと思ったらまず病院にいくのがベスト

今あなたはうつかもしれない。と不安な気持ちだと思います。
私も、漠然とした不安や焦り、不眠が出て、どうしよう…と途方にくれたことがあります。
そんなときに解決のキッカケになったのが、行くのをためらっていた心療内科。
心療内科って行く前はなんだか特別な病院。というイメージがあって、あそこにいったらわたしもいよいよだな…と思ってました。私はうつじゃない。と思いたかったんです。
しかし、うつというのは、さまざまな要因から神経伝達物質が出なくなってしまうことで起こる精神疾患のひとつ。自力で治そうとするのは少し難しい。
あなたも一度心療内科に行ってみたらわかりますが、心療内科にいってからがあなたの不安がなくなる始まりです。
心療内科に行くことは、内科や外科などで治してもらう感覚と同じと考えてみてください。心療内科の先生は心のプロ。鬱を治すプロなんです。
あなたの不安を受け止めて、さらにその不安をどうなくすか知っているひと。私は薬を飲むのが嫌だったので漢方と、マッサージで対処してもらいました。
症状が一気になくなるわけではありませんが、強力な後ろ盾ができたことはとても安心につながります。
いざとなれば病院がある!先生がいる!と思えると本当に心が救われる思いがしますし、どんどん回復に向かっていきます。
そもそも、うつを予防するために。

病院に行けばうつ状態は徐々に回復していくでしょう。
でも、また同じ環境に戻るとなるとまたうつになるんじゃないか?と不安になってしまいます。
ですので日頃から対策をしておく、いわばストレス対策をしていくことで、心が悲鳴をあげる前に自分の負担を減らすことができます。これから紹介する対策は私が実際にやってみて効果があった対策です。ぜひ試してみてください。
1日の終わりにヨガをする
ヨガはうつの予防にききます。予防医療として、病院でも取り入れられているくらいです。
ヨガの良いところは
体がほぐれることで呼吸が深くなる
↓
呼吸が深くなるとリラックスする
↓
体の緊張が取れる
↓
安心につながる
という流れができること。
私も不眠で悩んでいたころ、ヨガをする事でいつのまにか寝てた。なんてことがありました。ヨガは継続してこそ効果があります。
また、続けることで自分のジンクスというか、安心できる流れができるのでもしヨガがあなたにあっていれば続けてみてほしいです。続けるコツは一日10分でも時間を取ること。
少しでいいから自分の時間を持つことから始めましょう。
とにかく紙に思ったことを書きまくる
この方法は精神科医もおすすめしている方法です。
いま、不安や悲しみを感じているあなたは自分で感じていること、思っていることが頭にたまりすぎている可能性があります。
私もそうでしたが、思いたくないことまで頭に巡ってくるのを阻止するためにも、頭の中を空っぽにすることがストレス解消、うつの対策になります。
そのために書き出す。感情をありのまま書き出すんです。
不安に思ってること、怒っていること、困ったこと、いやだったこと、人にこうして欲しかった、なんであの人は、、、
など、紙になんでも書きます。きっと始めたら気づくと30分くらい経ってます。
それくらいあなたの頭のなかはぐちゃぐちゃな状態。それを全部出してしまう。
すると頭がスッキリして、ストレスが軽減してることに気づきます。
森など自然のある場所を歩く

うつっぽくなる要因の一つとして、頭から悩みが消えない。ということが挙げられます。私もうつっぽかった時は基本的に考え事をしていました。ずっと悩み事、ネガティブなことを考えてしまうんです。
このように、ずーっと考え事をしている状態で、悩み続けてしまうと集中力がなくなり、注意散漫のせいでまた新たな悩みを生む・・・これが繰り返されてしまい、余計自分を苦しめます。
スマホやPCでいうと、たくさんアプリを起動していたり、アップデートをたくさんかけると重くなりますよね?あれが人間でも起こります。
これを防ぐのが、「自然の中を歩く」です。
スタンフォードの論文でも、森や木がある場所を歩くだけで、どうしようもないことや、くよくよと考えてしまうことがなくなると言われているくらいです。
人間にはもともと自然を愛する本能があるようで、自然の中にいて緑を見たりするだけでくよくよする気持ちがなくなるんです。森、あとは公園でも緑がある場所、人工的な緑が作られた場所でもOK。
一定時間悩み事をしなくなるだけで、ストレスが大きく解消されます。
私も休みの日に公園に行ったり、海を見に行っていましたが、その時は悩み事がなくなりました。自然ってすごいです。あなたも自然に助けてもらいましょう。
目や胸のあたりを温める
目の周りを温めると副交感神経という、リラックスする神経が働き、体が緩んでくれます。
また、胸のあたりにもあたたかさを伝えてあげると安心感を得ることができます。
私はめぐリズムを使っていました。これをするだけですぐに眠れますし、眠れない時でも目の周りが暖かくなるだけで疲れが取れているように感じ、安心していました。
私のオススメはラベンダーの香りですが、香りがきつくて嫌な場合は無香料のものもありますので、買ってみてください。
うつを根本的に予防する方法は転職

ここまで、うつかも?と思ったら病院へ、うつになる前に予防を。とお伝えしてきましたが、
そもそも私がうつから解放されたのは、環境を変えたからです。
環境を変えるだけで人ってこんなに変わるの?というくらい、環境を変えることって自分を救うことになります。
途中でやめるなんて、とか、いまから転職しても、とか不安はあるかもしれません。しかし、あなたの代わりの幼稚園教諭はたくさんいるかもしれませんが、あなたの心はたった一つ。あなたしか守れません。
あなたの心が悲鳴をあげる前に、あなたがあなたを救ってあげてください。
その方法が転職なんです。
冒頭でも書きましたが幼稚園社会はストレスが多い割にその対策ができていないのが現状です。
加えて、今の時代幼稚園教諭、保育士資格保有者は引く手数多。
あなたはいま辛い場所にいるかもしれませんが、働きやすい環境を選ぶことができる存在ということは忘れてはいけません。
これは本当にラッキーなこと。保育士資格、幼稚園教諭の免許を持っているからこそ、環境が選べるんです。
ただし、その分良い求人が早い者勝ちになってしまっているのも事実です。私も希望の求人が後一歩のところで定員オーバーになったときは凹みました。
なので、転職サイトに登録するのが早ければ早いほど有利、登録だけでも済ませておいて今後の準備をしてしまいましょう。今幼稚園・保育園求人は早い者勝ちの世界ですからね。
まとめ

いまあなたが抱えている辛さ、私も経験したことがあるのでわかります。
なにもかもどうでもよくなったり、不安感が襲ってきたり、つらいと思います。このままどうなるんだろう?って思ってしまいますよね。
でもそんな私でもいま、こうして元気に生きています。病院を頼ることもなく、普通に暮らしてしますし、転職のおかげで給与も上がりました。
何が言いたいかというと、あなたも、病院にいく、自分でストレス対策をする、転職をするなどすれば今の状態から抜け出して、理想の生活ができるということ。
私が過去の私に言いたいことがあるとすれば、そこで我慢するのもいいけど早めに転職しないと、後悔するよ。ということです。環境を選べる立場だからこそ、貪欲に自分に合う環境を探すべきだと転職をして思いました。
もちろん、まずはあなたの辛さを除くことから始めて、少し余裕が出てきたら転職サイトをのぞいてみてください。
あなたに合う環境がきっとあるはずです。