あなたの転職のカギを握る履歴書。
適当に項目を埋めていけばいい。と思っていませんか?
履歴書はちょっとした書き方の違いで他の人と差がつきます。
この記事で履歴書の書き方をマスターして転職の不安要素をなくしましょう!
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目次
履歴書を書く上で知っておくべきこと

まず書く上での基本をおさえておきましょう。あなたの経歴や志望動機が素晴らしくても、基本のマナーができていなければ台無しです。
丁寧に書く
丁寧書くのは言うまでもありませんね。決してうまい字を書くべきといわけではなく、丁寧に一文字一文字書いていきましょう。
黒いボールペンを使い修正はNG
黒いボールペンで書くのが基本です。また、間違えた場合は修正ペンの使用は控えて、書き直すのが無難です。
西暦か、年号が統一する
履歴書では西暦で書くか年号で書くか統一しておきましょう。
100均よりも大型文房具店で買う
100均の履歴書でも問題はありませんが、
情報量が少ないことがあり、あなたのPRが不十分になってしまうかもしれませんので、念のため大型文房具店で履歴書を買えば失敗はありません。
住所、メールアドレス、電話番号も忘れずに
特に電話番号やメールアドレスはあなたへの連絡手段にもなりますから、間違いのないように記載しましょう。
写真のサイズ
写真は一般的に横2.4~3cm、縦3.6cm~4cmのものを使います。写真の裏には自分の名前を書いておき、両面テープやスティックのりで貼り付けましょう。
また、撮影してから3ヶ月以内の写真を利用しましょう。
学歴や職歴の書き方
続いては、学歴と職歴の書き方です。
特に職歴は面接官があなたを採用するか否か見極めるポイントでもありますから、しっかり書き方をおさえておきましょう。
学歴
まず学歴を書く際は、一行目の中央に「学歴」と記載します。
学歴は高校卒業からの記載で大丈夫です。長くなっても正式名称で書きましょう。
職歴
職歴は面接官があなたのキャリアをイメージしやすいように書きましょう。
職歴は職務経歴書への記入とは違い、一目見て概要がわかるように書くのがポイントです。
アルバイト経験であっても、転職先に関わる職種なのであれば記入しておきましょう。
書き方は、学歴の終わりの次の行の中央に「職歴」と記入し次の行から職歴を記入します。
職歴を書き終えた後は「現在に至る」と記載し最後の行に右詰めで「以上」を忘れずに書きましょう。
ちなみにパートや派遣、非常勤の場合も書き方は変わりません。ポイントは、あなたが転職志望先でどう働けるか、イメージしてもらうことです。
資格や特技は、生かせるものを優先
資格や特技は生かせるものを優先して書きましょう。
園に転職する場合はもちろん保育士免許や、幼稚園教諭の資格は記載し、他にもおもちゃインストラクターなど、園で働く上で有利になりそうな資格は書いておきましょう。
また、園以外への転職を考えている場合はその仕事に生かせそうな資格を優先して書きましょう。
趣味は人間性がわかるものを
趣味の欄は面接で話題になることが多いです。
会話が広がりそうな趣味を書くのも良いですし、もし特筆すべき趣味がなければこれまでの実績を書いても面接で話のネタになります。
例えば、吹奏楽で全国大会出場や、これまでの部活での功績を書くのも良いでしょう。
魅力的な志望動機の書き方
志望動機は履歴書で最も重要なパートです。
志望動機をいかに魅力的に書くことができるかで採用の可能性も変わってきます。
かと言って難しいことをするわけではありません。書き方のポイントを押さえてやるべきことをすれば自然と魅力的な志望動機になっていきます。
早速志望動機の書き方についてみていきましょう。
印象の良い志望動機の6つのポイント
転職において魅力的な志望動機を書くには次の6つのポイントを満たしておく必要があります。
①前向きな動機
②求める人物像を理解している
③将来的なビジョンを持っている
④ここでなければならないという理由が明確
⑤経験やスキルが志望先の仕事と結びつく
⑥自分の考えが入っている
簡単に考えると、あなたが会社や園を経営しているとしたら、どんな人に来て欲しいか考えてみると良いです。
自分のことばかり話す人や、転職したいがために当たり障りのないことを言う人とは一緒に働きたいと思わないですよね?
自分の意見はありつつ、転職先の理念は考え方が一致する部分がある。だから転職したい。と言えれば、採用する側も納得ですよね。
転職先の理念は必ず確認しておく
志望動機を書く際には転職志望先の理念や目標に目を通してから書きましょう。
あなたのやりたいことと、転職先の理念がずれていては、採用する側があなたの活躍をイメージすることは難しいですよね?
あなた自身のやりたいことと、転職先の理念や目標で共通する部分があれば、志望動機に織り交ぜましょう。
あなた自身のやりたいことも書く
転職でありがちなのが転職志望先の理念に合わせて文章を考えることです。
転職に失敗したくないという気持ちはわかりますが、
あなた自身のやりたいことを無視して、ただ転職先の理念に合わせて転職活動をしてしまった場合、転職はできても納得できる転職にならない可能性があります。
ですから、あなたのやりたいことを明確にした上で、転職志望先の理念や特徴を照らし合わせ、納得できる志望動機が書けるかどうかの判断は必須です。
せっかくの転職の意思を後悔で終わらせないようにしましょう。
志望動機の例文
志望動機は以下のように自分のしたいことと、転職志望先の理念を混ぜて書きましょう。
例えば小規模の園に転職する場合は以下のようになります。
貴園の小規模保育に魅力を感じたため志望いたしました。
以前は大規模な園で一度に多数の園児を見ておりました。たくさんの子どもたちを見守ることができる反面、一人ひとりに関わり、寄り添った保育がしたいと思うようになりました。
貴園の保育理念は私の理想と共通しており、貴園であれば、子どもに寄り添った保育ができると思い、応募いたしました。
このように、転職志望先のやっていること、大切にしていることと、自分の経験、自分のやりたいことを書けると、
読む側もあなたが働いているイメージが湧いてきます。
郵送で送る場合の基本
もし履歴書を郵送で送る場合は指定がなければ、紙が入る封筒を用意しましょう。白無地の封筒が良いとされています。
表に縦書きで、住所、送り先の宛名を書き、左下に赤文字で「応募書類在中」と書きます。
裏には左下にあなたの住所と名前を記載し、封は両面テープか、スティックのりでしましょう。
まとめ
履歴書はあなたの情報を伝えるための大切な書類です。
いくら良い内容でもマナーがなっていない書き方がされていては採用する側に良い印象を与えることはできません。
きちんと書き方や決まりがありますから、ポイントをおさえておき、後悔のない転職活動にしましょう。
1番のポイントは志望動機です。いかに自分の意見があるか、またいかに自分と転職先の理念の中で一致するポイントがあるか、考えた人がより転職を成功に導くことができます。
ただ書くだけでなく、自分のやりたいことと向き合いながら履歴書を書いてみてください。あなた自身が自分と向きあった分だけ魅力的な履歴書になるはずです。
ぜひ後悔のない転職をしてくださいね。