ストレス解消法

「この悩み、いつになったらなくなるの?」幼稚園教諭ならではの悩みはこう解決する。

「毎日仕事に行くのが辛い。この状態がいつまで続くのか、長いトンネルの中にいるようで息苦しい。早く悩みをなくして楽な状態になりたい・・・」

幼稚園教諭をしていると悩みが付きまとい、毎日辛い、憂鬱な気持ちを抱えながら仕事をしているなんてこともありますよね。

心に元気がないから、子どもたちに「せんせい!」と言われても心なしか元気がなかったり、無邪気に接してくる子どもたちに対してそんな元気のない自分が申し訳なかったり、悩みが深い時は「今はそっとしておいて・・・」と子どもと接するのも億劫になって、余計自己嫌悪してしまいます。

そのように悩みが心に染み付いている時はまず「自分だけじゃないんだ」と実感することで心の曇りが晴れ渡るような感覚になります。

あなたも悩みがあるから今webを検索しているんですよね?この記事は私が抱えていた実際の悩みを打ち明けているのであなたも「私だけじゃない」と思える内容になっています。

明日から心がすっきりとした状態で幼稚園に向かいたいと思っているのであれば、ぜひこの記事を読んでみてください。そして、一緒に悩みを共感し合いましょう。

最後の方には、根本的な悩みの解決方法も紹介していますので、ぜひ実践して、生き生きとした心を取り戻しましょう。

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幼稚園教諭が抱えている悩み

幼稚園教諭 悩み

幼稚園教諭に悩みはつきものです。その悩みゆえに毎日憂鬱な気持ちになり、今日も仕事か…と毎日仕事に行くのが億劫になります。

幼稚園教諭って大変なことが多すぎて何が悩みなのかよくわからなくなるときもありませんか?

ここでは幼稚園教諭が抱える悩みを紹介しますので自分と照らし合わせてみてください。自分だけじゃない。と思えるとストレスも減っていきますよ。

自分の能力の低さに自己嫌悪

新人先生はとくに「私ってなにもできない」と思ってしまい自己嫌悪しがちです。

いきなり一年目からクラスを任されると右も左もわからない状態。それでも子どもには「せんせい!」と呼ばれるので私が頑張らなきゃ!と余計自分にプレッシャーをかけてしまいます。

人間関係が良い職場でも、「みんなで頑張ろう!」という優しさが余計自分を惨めにさせ、人間関係が悪く職場だと誰にもどうしたらいいのか聞けないので悩みは深まるばかり。

ずっと自分を責めてしまいすよね。私、ダメじゃん。と。

その気持ちが毎朝の憂鬱な気持ちを生み出します。

これは新人特有の悩みと思われがちですが、ある程度先生の経験を重ねてきても「私ってだめじゃん。」と思うことがあります。

子どもたちは誰一人同じ人間なんていません。毎年誰かしら出会ったことのない子どもに出会うので一人一人と向き合って行くと必ず自分の経験外の子どもと出会うことになります。

そうなると子どもと向き合っている先生ほど、私ってまだまだ全然じゃん…と実力不足を気にして悩んでしまうんです。

人間関係

幼稚園教諭の中で最も悩みのタネとなりやすいのが人間関係。

幼稚園は女社会ですし、狭い社会。その中で陰口やいじめ、嫌がらせが起きるとストレスと感じない人なんていませんよね。

私も実際嫌がらせを受けました。子どもを巻き込んだ嫌がらせには流石に心がずたぼろ。普段感じない怒りも湧いてきて心身ともに崩れ落ちてしまったことがあります。

そういうことをしてくる先生とは顔を合わすのはもちろん、姿を見るだけで吐き気がしたり、寒気がしてきます。

あなたの周りにもあなたの悩みのタネを作っている先生がいるのではないでしょうか?

ちなみに人間関係についてはこちらの記事で解決方法を紹介していますので参考にしてみてください

[box class=”box29″ title=”関連記事”]私が出会ってきた性格の悪い保育士・幼稚園教諭たち。嫌な女の8つのタイプを知り対処法を知りましょう。[/box]

激務

幼稚園教諭は激務です。

朝早く起きて子どもたちを迎え入れ、遊んだり主活動をしたりその時点で身体を目一杯使っているにもかかわらず、子どもたちが帰った後も遅くまで仕事をする。

そして寝るのは気づいたら日をまたいだ後。なんてことはもう当たり前になっているかもしれませんね。

毎日寝不足なのに子どもと鬼ごっこしたり、毎日残業をしているのに土日まで仕事をしていたり、私のプライベートってどこにあるの?と思ってしまいますよね。

私もおかげで自慢だった肌も荒れ、髪の毛は傷み、他の友達がしている女の子としてしたいこともできず、毎日仕事に追われていました。

それでも子どもたちの顔を見ると頑張れちゃうのが幼稚園教諭辛いところでもありますよね…

[box class=”box29″ title=”関連記事”]私が出会ってきた性格の悪い保育士・幼稚園教諭たち。嫌な女の8つのタイプを知り対処法を知りましょう。[/box]

給与に不満がある

ここまで働いてこの給料?!と不満に思ってしまうこともあると思います。

ほとんどの園は残業代を支払いません。また昇給といってもたかが知れているので、どんなに頑張ってもお給料が高くなることはありません。

お金のためと思っているわけではないのに、流石に低い金額をみるとモチベーションも下がり、日頃の悩みの深さが増すばかりですよね…

なんでこの仕事してるんだろう?と自問自答してしまうこともあると思います。

休めない・辞められないというプレッシャー

人間関係も大変、激務、給与が低い。

なのに休んだらいけないというあの雰囲気。

風邪を引いてはいけないというプレッシャーや、私は辞めてはいけないんだ!というプレッシャーを常に感じますよね。

そのプレッシャーがあるから余計悩みが増える。

辞めたいけどでも…やめられない。体調悪いけど、でも休めない…辛いけど…行かなきゃいけない…と悩みがぐるぐる回って結局処理できないまま日々忙しく過ごしてしまうので、悩みに向き合う時間も持てない。

本当悪循環です。

[box class=”box29″ title=”関連記事”]休みたいのに休めない。」幼稚園教諭が休めないというプレッシャーから解放されるには[/box]

子ども、保護者対応

子どもに対してどう接したらいいのかわからない。子どもが全くいうことを聞かずクラスがまとまらない。私はどうやってクラスをまとめればいいんだろう?

という悩みもつきまといます。

また、保護者対応も悩みになりますよね。特に最近はモンペ、モンスターペアレントが増えてきてますし、不用意な言葉を使っただけで揚げ足を取られたり、ずっと文句を言ってきて先生を疲弊される親もいます。

そんな人相手に仕事をするなんてもう無理。そう思うのも無理はありません。

正直言ってモンペって「いたい」ですよね…

だからこそどう接していいかわからず、中途半端な対応で終わってしまうこともあり、一年中悩まされます。

なぜそこまで悩んでしまうのか知ると・・・

幼稚園教諭 悩み

ここまで紹介してきた幼稚園教諭の悩み、あなたも当てはまったのではないでしょうか?

でもなぜ、受け流せている先生もいるし、悩みがない先生もいる中でここまで私たちは悩んでしまうのでしょうか?

実はその悩みの根源がわかるとあなたが今後どうするべきかわかり、悩みを解決する糸口になります。

そこでここからは悩みを抱えている先生の心理を紹介します。自分がどういう心理なのかを把握することは問題解決に最も大切なことです。

できない自分が悔しい

何事もうまくできない自分が悔しくて悩みになっていることも多くあります。

例えば、クラスの子どもが騒いでしまい、どんにもならない状態になってしまったとします。あなたは自分を責めますよね。

「どうして私はできないんだろう。」と。

それは裏を返せば、「(自分はできるようになりたいのに、)どうしてできないんだろう?」と思っているのと同じことです。

つまりあなたは、子どもをまとめられるようになりたいから悩んでいるんですよ。

その証拠に私の同僚は、クラスが全くまとまっていない状態でもほったらかしで1年間過ごしていましたし、平気で親の悪口を言ったりしていました。

クラスがまとまらないなんて悩みはあの先生から出てきたことがありません。

このように「私なんて…」とか「なんで私はできないんだろう?」という悩みの奥底にはできるようになりたい自分がいることが往々にしてあるんです。

強く立派な責任感を持っているから悩む

責任感が強い人ほど、悩みを持ちやすくなります。

例えば、私が休んだらクラスに迷惑がかかる、園に迷惑がかかる。と考えることがあると思います。

その時点でとても責任感が強いと言えます。

よくよく考えるとあなたが休んだ時のことを考え、代わりの先生を用意するのは園側の仕事でって、あなたの責任では全くありません。

それでも、自分が園側の責任まで考えて行動、思考できる人は責任考えが強い人です。

あなたはあなたの仕事に強い責任を持って仕事をしているからこそ、私は休めない。辞められない。と思ってしまい、それがプレッシャーになっています。

幼稚園教諭なら当たり前と思ったかもしれませんが、それは勘違いです。あなたの責任と園側の責任をごちゃまぜにしてしまい、潰れていってしまう先生はあなたの想像以上に多いのです。

また、新人時代に私はなんでできないんだ…と思ったことがある人も責任感が強い人。

だって新人がいきなりうまくできるはずないですよね。でも自分に先生としての責任を課して、役目を果たそうとしている。だけどできないから「私なんて」と思うわけです。

このように責任感が強く、仕事に真剣に向き合う人ほど悩みを抱えやすいという傾向があります。

人間関係を良く過ごしたい

人間ですから人間関係が悪いままで心地よい人はいません。

特にみんなで協力して、とか、人と軋轢がないように過ごしたいという人は多いです。

幼稚園社会ではそれが難しいことが多いので、人間関係に悩む人が多いんです。

もちろん人間関係が良い方がみんな気持ちよく過ごせますからね。

本当はもっと別の生活がしたい

本当は今のような生活はしたくない。と思っていて悩んでいる人もいます。

今の仕事、激務が続いていて疲れも溜まっていますよね?

そこで、こんな生活いつまで続くの?と考えてしまう自分もいることでしょう。

その時に休みが確実にあって、給与もよくて、プライベートも充実している自分。

そんな自分を浮かべていて、かつ、人間関係の改善や子ども、保護者との関わりの改善よりも、まずは別の環境にいる自分を想像している。

そういう状態であれば、今の環境そのものに悩みを持っています。このような思考をする人はとても賢く、自分の幸せを先に考えられる人です。

そのために、職場でも周りに煙たがれることも多いでしょう。

自信がない女性ほど自分の意見を持っている人や自信がありそうな人に対して、嫉妬してきますからね。嫌な気持ちをしていると思います。

だからこそ環境を変えたいと思っているはずです。

こういった人は幼稚園教諭はやめられない、やめた後どうしたらいい?転職はうまくいく?とい不安があなたの行動をせき止めるから、今悩んでいるんです。

このように、もっと別の環境で働きたいのに…という考えが悩みになっていることもあります。

悩みを根元からなくす方法

幼稚園教諭 悩み

ここまで、悩み、そして悩みの根源について解説してきました。いくらかあなたの心も軽くなってきたのではないでしょうか?

やはり、自分だけじゃないと思えると心が楽になりますよね。

ただ、

悩みを共感できると一時的には楽になりますが、根本的に悩みをなくさないとまた同じことになってしまう可能性が高いです。

ですので、ここからはあなたの悩みを根元からなくすためにどうするべきなのかを紹介していきます。

もっと勉強する

自分がもっと頑張りたい、うまく立ち回りたい!と思っているのであれば、より子どもについて学び、実践してみましょう。

私がそうだったのですが、子どもの対応について悩んだ時期があり、

もっと子ども達にとって良い先生になりたい。もっと成長をサポートできるようになりたいという思いから子どもについて深く勉強して、全力で子どもと向き合いました。

すると、自分に自信が持ててきて、先生としても態度も変わってくるので、仕事がもっと楽しくなったのはもちろん、勉強と実践により子どもについて理解が深まってくるので

「なんでできないんだろう?」という悩みが減り、最終的には「自分ができないから・・・」と凹むこともなくなりました。

しかも不思議なことに、当時人間関係でも悩んでいたのですが、私の頑張る姿を見ていじめる気が無くなったのか、人間関係の悩みも消えたんです。

ですので、自分はもっと頑張れる、頑張りたい!と思っている、あるいは、人間関係にも悩んでいるのであれば子どもについてより深く学ぶことをお勧めします。

責任感が強い人は責任を分けて考える

自分のせいで…とか、私が休んだらいけない!というプレッシャーを感じ悩みを持ってしまっているのであれば、責任を分けて考えられるようになりましょう。

先ほども紹介しましたがあなたの責任と園の責任を分けられないと「休めない」「私がいなくなったら大変・・・」とあなたの心の負担が増すばかりです。

もちろん責任感を持って仕事をすることは大切なことですが、自分の範囲外のことまで責任を背負ってしまい心を悩ましてしまっては本末転倒です。

あなたにはあなたの、園側には園側の責任がありますから、自分の責任を理解して、その責任を全うするために頑張ればいいんですよ。

【関連記事】「休みたいのに休めない。」幼稚園教諭が休めないというプレッシャーから解放されるには

私が責任を分けて考えるときに参考にしてたのは本です。有名ですが、アドラー心理学の「嫌われる勇気」。もしあなたが責任をきちんと分けて考えたいと思った時は、この本を参考にしてみてくださいね。

人間関係について学ぶ

今いる環境で人間関係に悩んでいるのであれば、人間関係を改善するための勉強をしましょう。

私自身、人間関係で悩んでいたにも関わらず、最後まで見届けたい学年がいたこともあり、仕方なしに人間関係について勉強したことがあるのですが、

嫌味を言ってくる人、陰口を言う人、圧をかけてくる人、本当に悩まされましたが相手の心理を知り、対策することで相手の態度を変えることができ、人間関係の悩みが減っていったんです。

もしあなたが人間関係を良好に保ちたい、という思いがあるのであれば、人間関係について学ぶと悩みが根本からなくなりますよ。

【関連記事】私が出会ってきた性格の悪い保育士・幼稚園教諭たち。嫌な女の8つのタイプを知り対処法を知りましょう。

転職のプロに頼る

今の環境にもううんざりしている、ここで頑張るより他の環境に身を移したい、あるいは、ここで頑張るより他の環境で一から頑張りたい!と思っているのであれば、転職のプロに頼ってスムーズに転職してしまいましょう。

環境を変えたいと思っている人の中には

転職うまくいくかな?また同じような環境になったらどうしよう?という不安があって一歩踏み出せない人がたくさんいます。

その悩みを解決してくれるのが【保育エイド】という転職サイトです。

というのも【保育エイド】では、転職に必要な自己PR、履歴書の書き方対策を無料でしてくれて、その上求人情報も保育エイドから選出してくれます。

しかも派遣した先生から、各園の人間関係、職場の環境についてフィーバックを行なっているので、どの園が人間関係が良くて、どの園が働くのにストレスがない環境なのかも把握しているんです。

転職自体に不安で踏み切れないあなたに最適な転職サイトと言えます。

私もそうでしたが、まずは登録して求人をみてみたり相談してみることから始めましょう。誰だって突然転職する。となると不安になるものです。

自分の体を徐々に転職に向けて準備させてあげるのも立派な悩みの解決方法の一つです。

【簡単に登録できますよ】

さいごに

今あなたが抱えている悩み。

その悩みのせいで毎日気持ちが晴れずに憂鬱な気持ちが休日まで取れない。

そうなるとつらいですよね。

どうにかしたいと思ってもなかなか消えてくれない。

ですが、他人とこの悩みについて共有できると、途端に悩みは軽くなり、心も負担減り、気分が上がってきます。

そして、気分が上がって余裕が出てきたら、なぜ自分は悩みを抱えているのかをしっかり明確にし、その悩みの根源をなくすための行動を起こしましょう。

そうすることであなたは今後も同じ悩みに悩まされることはなくなり、毎朝スッキリした気持ちで仕事に向かうことができるようになります。

最後に自分の悩みを解決するのは自分自身です。

もし今後の行動に迷ったら私自身が転職サイト利用経験もありますし、人間関係で悩んだこともあったりするので、コメントいただければ相談に乗りますのでお気軽にコメントしてくださいね。

ABOUT ME
奥村八重
保育業界って人間関係で悩む人が多いですよね。 女社会に加えてあの狭い空間の中で嫌な先輩、怖い主任、理不尽な園長と毎日過ごすことになります。 心も体もストレスや不満でいっぱいになってきませんか? 私自身も人間関係に悩んだ一人です。このサイトは保育業界の先生が毎日を平和に、ストレスフリーに過ごせる方法を紹介していきます。