なんでこんなに給料低いの?!
あなたも一度は思ったことがあるのではないでしょうか??
保育士や幼稚園教諭は給料が低いことで有名になってしまっています。
せっかく働いても好きな服も買えなければ贅沢もできないなんて、
なんだか悲しいですよね…
ですが、
保育業界の給料が年々上がっているのを知っていますか?
国が待機児童を減らすために、給料をあげる制度を作っています。
地域によりますが、最大10万円程の給料アップも現実的になっています。
今の給料に不満があるのであれば、どんな人がどのくらい給料が上がるのか、把握しておき、
「いつのまにか損してた!」なんてことがないようにしましょう。
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目次
保育業界の給料が上がっている?!
保育業界の給料が上がっているのには、理由があります。
それは待機児童。
特に都心部の待機児童問題はまだまだ解消されていません。
なので国は待機児童を減らすために色々な対策をしているんです。
その一つが保育士の給料アップ。
保育士が不足しているというのはあなたもご存知の通りですよね。
給料を上げれば保育士の満足度が上がって辞める人が少なくなり、保育士の数が増える。
その結果児童の受け入れ数が増え待機児童問題が解決されるのでは?という考えです。
いやいや、お金より人間関係の方をどうにかしたいわ。
という幼稚園教諭のあなたはこちらの記事をご覧ください。
誰がどのくらい給料があがるの?!
気になるのは自分はどのくらい給料があがるのかですよね。
給料が上がる仕組みは2つあります。
経験年数によって上乗せされる
まず、給料が上がる政策の一つとして、経験年数によって給料を上乗せさせるというものです。
0年:7%
1年:8%
2年:9%
3年:10%
4年:11%
5年:12%
6年:13%
7年:14%
8年:15%
9年:16%
10年:18%
と上がっていきます。
思ったよりも給料ってあがっていくんですね。
もちろん経験が長ければ長いほど、上乗せ額は大きくなっていきます。
キャリアによって上乗せされる
給料が上乗せされる2つ目の仕組みは、
キャリアによって給料が上乗せされる仕組みです。
これまで保育園や幼稚園の役職には園長と主任くらいしか役職がありませんでしたよね。
だから保育士が昇級したり、昇格するのは時間がかかり難しい。
つまり、給料が上がりづらいということです。
その事態を壊すべく、国は新たに役職を作りました。
副主任保育士、専門リーダーです。
この二つの役職に就くことで、なんと、月額4万円の給料アップになります!
ですので、
例えばあなたが8年目で、基本給が20万円、副主任保育士だとしたら、
経験による上乗せ15%
→3万円
キャリアによる上乗せ
→4万円
合計7万円の給料の上乗せになります。
年間で84万円のアップ。これなら欲しい服も買えるし旅行にも気軽にいけちゃいそうですよね!
でも、自治体によってはまだまだ給料アップが見込めるんです。
え、まだまだ上がる?!自治体からの補助
紹介したように、保育士の給料アップは待機児童を減らすためです。
待機児童が多い地域は、国からの支援のほかに各自治体からも給料の上乗せがあります。
例えば東京。
東京都の保育士はなんと4.4万円の給料の上乗せがされます。
そうなると、あなたが8年目だとしたら、
経験による上乗せ15%
→3万円
キャリアによる上乗せ
→4万円
自治体からの上乗せ
→4.4万円
となり、なんと月11.4万円の給料アップになります。
ここまでくるとなんだか信じられないですが、今本当にこのような給料アップが実現できる状態なんです。
現実はそんなに甘くない?!
ただ、やはり現実はお伝えしなければなりません。
この制度、落とし穴があるんです。
それは保育士に割り当てる給料額は、保育園側に一任されているということです。
というのも、ここまで給料が上がってしまうと、
主任の給料を、副主任保育士が追い抜いてしまったり、園長の給料と、専門リーダーの給料が大差なくなってしまったりと、
給料の偏りが発生します。
それを解消するために、割り当て金を保育園で考えてください。というルールがあるんです。
実際にある保育園では、ある保育士に給料が偏っていたという事実もありました。
もちろん、調査、監査を強めているので、そういった園が増えてくることはなさそうですが、
園によっては思ってたような給料アップがされなかったなんてこともあるかもしれません。
確実に給料を上げたいならどうする?
懸念されることはありますが、
保育士の給料アップは確実に制度として確立されています。
このチャンスを逃さない手はないですよね。
ではどうすれば確実に給料アップが実現できるのか、
それは、企業の力を借りることです。
保育士の転職サイトは企業が運営しています。
企業はいい加減な保育園や幼稚園を紹介するわけにはいきませんから、
給料制度がきちんと機能している園を把握して、あなたや私に紹介してきています。
ですから、確実に給料をあげたいのであれば、保育士専門転職サイトに登録をして、
コンサルタントや、アドバイザーに確認をするのが一番です。
でないと、入ってからこんなはずじゃなかった…なんて目にあいかねません。
あなたが今の職場に満足しておらず、
給料をあげたい!と思っているのなら、
後悔しないためにも、保育専門の転職サイトに登録しておきましょう。
そして給料制度がきちんと機能しているのかどうか、聞きましょう。
ちなみに今すぐに転職しなくても、実態を聞き出せるので、大きな情報源になります。
情報は今後の人生を決める際の大きなヒントになります。

まとめ
この記事は保育に携わる身として、給料をあげたい!と考えているあなたに向けて書きました。
実際国の制度のおかげで保育業界の給料は上がっています。
あなたが給料を確実にあげたいのであれば、企業が運営する保育の転職サイトに登録しましょう。

ただ、お金だけで転職先を決めるのは怖い。という方もいると思います。その場合は、
私が使ったこのサイトを見てみてください。
私はお陰で人間関係の闇から解放されました。もちろん給料制度がきちんとなされているかも把握しているはずです。