幼稚園の職場で怖い先輩がいてどう対応したらよいかわからない、とにかく怖くていやだ・・・という悩みありませんか?
怖い先輩がいると、大好きな子どもと関わることすら、嫌いになるくらい、幼稚園に行くのが嫌になりますよね。
また、幼稚園という狭い社会の特性上、その先輩が本当に怖い人なのか、よくわからなくなることもあると思います。自分にだけ怖いから、私が何かしたのかな?私が悪いのかな?とか思うこともありませんか?
私もそうでした。胃が痛くなって真夜中に病院に行ったこともあるくらい、怖い先輩に悩まされていたんです。
そんな時私を救ってくれたのが第三者からの言葉。その言葉を聞いてから「先輩のことを嫌いになってもいいんだ。」と思え、きちんと距離を置くことができ、先輩の態度も徐々に変化していき、心が楽になっていきました。
幼稚園社会って狭い社会である上に、子どもと関わる明るい雰囲気と子どもが帰った後の女社会の雰囲気と、心の上下が激しくて自分の心の移ろいを見つめるのが難しいですよね。そんな中では怖い先輩とどう関わるべきかわからなくなっても当然です。
そこで、この記事では怖い先輩に悩み続けた私が、どのようにその怖い先輩と関わることで心にゆとりを生ませたのか、体験談をもとに書いていきます。
幼稚園の先輩が怖くて悩んでいるあなたにぴったりの記事です。是非読んで言ってください。
スポンサーリンク
その幼稚園の怖い先輩、嫌いになっていいんです。

幼稚園にいる怖い先輩。あなたの目の前の先輩はどんな人ですか?
・あなたにだけ態度を変える
・みんなの前ではいい先生
・偉い人(園長や上司)には好かれようとする
・群れたがる
特にあなたにだけ横柄な態度をとってきたり、ちょっとのことできつい言葉を浴びせられたり、あなたを目の敵にしてくるのではないでしょうか?
そして今、あなたはその先輩のことを「怖い」と感じていますよね?
加えて、あなたは、自分が仕事ができないから、自分の言動が良くないから、先輩を怒らせてしまっている、不機嫌にさせてしまっていると思っていませんか?
それが幼稚園社会の落とし穴です。
一般企業に比べて、幼稚園という職場はとても狭い社会。普通に考えて「この人おかしい。」と思えるようなことも、幼稚園という社会に入ってしまうと、自信を持ってそう思えなくなってしまうんです。
私も怖い先輩がいた時に友人から、「その先輩おかしいよ、そんな人いるんだ・・・。」と絶句されたことがあります。
私自身も実際に幼稚園をやめて一歩引いてその状況をみてみると、
・あなたにだけ態度を変える
・みんなの前ではいい先生
・偉い人(園長や上司)には好かれようとする
・群れたがる
こんな先輩、全くいい先輩じゃないな。嫌いになっていい、むしろ嫌いになるべき人。と思います。
でも実際あなたの中では「嫌いになるという発想」すらなかったのではないでしょうか?このように、幼稚園で働いているということは、自分の社会を客観的に見ることができない環境にいること。と肝に命じておくべきです。
これはもともと幼稚園で働いていて、幼稚園を離れた私だからこそ、言える客観的な事実であり、あなたに伝えたいことです。
でもどうして幼稚園という社会は自分の環境を客観的に見れなくさせてしまうのでしょうか?
幼稚園にいると自分の考えに自信がなくなる

幼稚園では子どもと接する時間、先生はどんな先生でも先生らしく振舞いますよね?あなたが「怖い」と感じている先生も子どもの前では普通の先生として見えるのではないでしょうか。
そういう一見楽しい雰囲気があなたの心をリセットさせてしまいます。「あれ?私本当にあの先輩のこと怖いって思ってるのかな?」と。
でも、子どもが帰ると状況は一変します。先生たちだけの空間になり、怖い先輩はあなたと接するときだけストレスをぶつけてきたり、嫌味を言ってくる。
そしてまた次の日子どもが来るとあの楽しい雰囲気に包まれ、子どもが帰るとまた態度が急変。
このように幼稚園にいると、子どもがいるときいないときの世界観にギャップがあるため、自分の気持ちにじっくり向き合うことが難しいんです。飲み込まれてしまうということですね。
だから、あなたに対して嫌味を言って来る先輩がいても、威圧的な先輩がいてもその気持ちにきちんと向き合うことができず、ただ漠然と「怖い」という悩みで止まってしまうんです。
私の場合
私も4年目の時に同じ学年の怖い先輩に悩まされていました。上司や保護者、子どもからも好かれ、とても人気のある先生で、私も良い先生だと私も思っていました。しかしいざ同じ学年で一緒に仕事をしてみると私にだけ威圧的。
2人きりになった時だけ言葉が強い。心当たりのないこともいきなり叱責されたりしました。
良い先生だと思っていたので、私が何かしたのではないかと思い、その先輩を前にすると失敗しないように、萎縮してしまう。
気がつくと今まで好きだった仕事も嫌になってきて、胃が痛くなり、救急で夜中に病院に駆け込んだこともあるくらい、ストレスが溜まっていました。
そんなとき私を救ってくれたのが「その先輩、おかしいよ。嫌いになっていいと思う。」という一般企業勤務の友達からの言葉です。
一般企業に勤める友人からすると幼稚園という社会はとても特殊で狭い、劣悪な社会だと感じたようで、私も「その先輩嫌いになっていいと思う。」と言われるまで自分の置かれている状況がそんなに悪いものだとは思ってもみませんでした。
「先輩だから、私に教えてくれてるんだ」
「みんなに好かれてるし、悪い先生なはずない」
「私がいけないんだ」
幼稚園の中にいると、本当に自分が思っていることは事実なんだろうか?本当に先輩が悪いのだろうか?と半信半疑になって自分の思い込みで現実が見えなくなっていくんだな。とわかった瞬間でした。
ちゃんと怖い先輩を嫌いになってからは・・・
「嫌いになっていいんだ。」と思えてからは自分の気持ちがはっきりとしたからか、不思議と心が楽になり、
「すごい強く言われたけど、あんな言い方絶対おかしい。」
「無視されたけど、無視すること自体人間としてありえない。」
こう思えるようになって、自分から先輩と距離を置くようにもなりました。
すると距離を置いた分だけ先輩も立ち向かって来ることはなくなり、どうやら私は攻撃の対象ではなくなったようで、そこからは前に比べて心が楽になりました。
幼稚園社会では「嫌い」という強い意志がないとまた悩むことになる

とにかく私があなたに伝えたいことは、「怖い」先輩のことを嫌いになっていい。ということです。嫌いになりきることで、今までどっちつかずだった心がはっきりし、あなたの行動もはっきりと変わっていきます。
ただ、嫌いになったら、しっかり強い意志で「私はこの先輩が嫌なんだ。」と思えることが重要です。
なぜなら、あなたの職場が幼稚園だから。
幼稚園ではどんなに嫌な先生でも、どんなに怖い先生でも、行事や子どもを通じて関わるシーンが沢山あります。
また、あなたが大事にしている子どもが「○○先生のこと好きー!」という姿を見て、一瞬あなたが怖い先輩に対して良い印象が浮かんでしまったり・・・
あげたらきりがないくらい、幼稚園には周りに流されてしまう要素が沢山あるんです。
嫌いになった自分を保つことができないとまた「怖い」とただ漠然と思う自分に戻り、
「私がおかしいのかな?」
「私が何かしたからかな?」
毅然とした態度でいないとどんなに強い人でも流されます。私も意志が強いと言われることが多いですが、何度も流されかけました。
だからこそ強く、「私は先輩のことが嫌いなんだ」と思う必要があるんです。それがあなたの心を救い、先輩との距離を作り、あなた自身を楽にしてくれます。
嫌いとおもえたらするべきこと
私は怖い先輩をちゃんと嫌いになってから、自分自身の態度や考え方を変えました。すると自然と心が楽になったんです。最後に私のやったことを紹介しますね。
①距離をおく
今までは自分の心の中で怖い先輩のことをどう捉えて良いかわからなかったのが、「嫌い」になれたことで自分の心がはっきりします。そこで物理的に距離をとる。攻撃されない場所に身を置きます。
すると先輩も気づいたのか、私にわざわざ嫌味を言う機会が減って行ったんです。
逆に今までの私は先輩との距離の取り方も下手くそだったんだなと思います。
②割り切る
幼稚園では子どもを介して嫌いな先輩と関わったり、行事のことで連携しなければならないシーンが沢山あります。その中で「私はこの先輩が嫌い、だから手短に話そう」とか、先輩をいい気分にするとかそう言うことは捨てて、嫌いな人としての態度を取ろう。と割り切りました。
自分の意思が固くなり、一貫した態度をとることができるので自分の心の安定につながります。
③断る
嫌いになってからはみんなで行く飲み会も断っていました。1人だけ断るという状況もありましたが正直その時は転職することを決めていたのでスパッと断ることができました。
転職することを決める。やめると決意する。という強い要因がないと飲み会や懇親会を断ることはできないです。幼稚園という狭い社会では断固とした態度をとるのが難しい。
だからこそ自分の次のステージは確保しておくべきです。
このように嫌いな態度をとりなさい。ということではなく、嫌いということを自覚した上でその先生と関わるということで、あなたの心は楽に、そして行事や子どもとの関わりもスムーズになります。
ただ、ここでさらに嫌味や嫌がらせが起きた場合は、それは「いじめ」です。別の対処法があるのでその記事は後々掲載していきますね。
まとめ
いかがでしたか?
幼稚園で怖い先輩、その先輩は本当にただ「怖い」だけでしょうか?
狭くて独特な社会だからこそ、自分の判断、気持ちに自信が持てなくなってしまうのは、私も経験者なのでよくわかります。でも一歩引いてみるとその先輩はおかしいです。人を怖がらせる態度、発言をする人はおかしい。嫌いになって当然なんです。
幼稚園の中にいるあなた1人ではその気持ちに向き合うことは難しかったかもしれません。だから私はこの記事を書きました。
幼稚園という社会にいて、今幼稚園という社会を離れて、今あの怖い先輩のことを思い出した時「やっぱりあの人おかしかったな。」「あんな人社会に滅多にいない人だな」と少し呆れるくらいに思います。
あなたも怖い先輩に対して「嫌い」という感情を強く持ってみてください。自分自身の心がすっと楽になる感覚になるはずです。
そしてその先輩と関わる上で大切な強い気持ちは、転職する、やめるという決断が後押ししてくれます。
その狭い社会から抜け出して自分の「子どもが好き」という気持ちをもっと発揮できて、「怖い先輩がいてストレス」という状況を壊してみませんか?
私はそうして今の状況を手に入れました。やめるだけでこれだけ状況が変わるのもまた不思議だなと思います。
ちなみに、先輩の怖さを乗り越えるためには逃げ場も必要です。私は転職サイトに登録しいつでも転職できる状況を作ることで心の余裕を作りました。
特にオススメなのが保育エイドというサイトです。人間関係に特化した唯一の保育転職サイト。今の状況を乗り越えたいと思っているのであれば無料ですし登録するのをオススメします。
心に余裕をもたせたいなら今すぐ無料で登録⬇︎
【保育エイド】人間関係の良い保育園の求人を厳選してご紹介
え、なんで保育士の転職サイト?と思った方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。
[box class=”box29″ title=”関連記事”]・「人間関係はどこも悪い」は嘘!私が徹底的に転職活動をした記録、全部見せます。
[/box]