幼稚園教諭って休みたくても休めないような雰囲気がありますよね。
休み=無責任みたいに思われますし、
もちろん自分としてもクラスの子に私がいない事で迷惑かけちゃうな。とか、どんな事があってもクラスに穴を開けてはいけないというプレッシャーが常につきまといます。
周囲も、あなたが休むことについて過剰に反応してくるから余計に休めないという圧力を感じてしまいますよね。
あなたも休みたいのに休めないという状況に疲弊してしまっているのではないでしょうか?
私も休んではいけない!と無理をして働き続けて、夜中に病院に運ばれたことがありますが、今思えば幼稚園教諭が休むことについて重大な勘違いをしていたんです。
そこでこの記事では、どうして幼稚園教諭は休めないという風潮ができてしまうのか、そして、幼稚園教諭が休めないというプレッシャーから解放されるために、ほとんどの人がしている勘違いを紹介します。
この記事を読み終わるころには休めないというプレッシャー、心の疲れから解放されているはずです。
ぜひ参考にしていってください。
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目次
幼稚園教諭が休めないと思ってしまう理由

幼稚園教諭=休めない
この常識はさまざまな要因が絡み合い作られていて、幼稚園教諭を休ませない。というプレッシャーとなり、あなたにのしかかってきます。
実際に休めない…と思うと色々な思いがあなたの頭をよぎるのではないでしょうか?
ここではその要因をそれぞれ紹介していきますね。
対子どもなので、責任を感じやすい
子ども達の成長をサポートするのが幼稚園教諭の仕事ですから幼稚園教諭はそもそも責任を感じやすい立場にいます。
私が休んだらこの子達の学習の進度に響いてしまう、とか、心配させたら申し訳ない…とか、色々な気持ちから休んではいけない!というプレッシャーを感じることになるんですよね。
特に相手が子どもですから、一般の企業にももちろん責任を感じる場面がありますが、それとはまた別種類の重たい責任感があります。
よほど無責任な人じゃない限り、子どもと対峙している先生ならみんな感じているプレッシャーです。
休む事を悪とする園の伝統
園の伝統、決まりとして、風邪や体調不良など、何があっても休んではいけないという風潮の園があります。
本当に辛いのに「なんで休んだの?!」と怒られる人もいるくらいです。
なぜそんなに休みを悪とするのかというと、園として保護者の評判を落としたくないという理由で先生に無理を強いているんです。
ここまではいかないまでも、「休む理由が体調不良は認めない。」という園もあり、休むときは身内の面倒を…とか嘘をつかなければならないという話もききます。
よくわからない決まりですが、幼稚園社会にはまだまだこういう園が存在し、幼稚園教諭が疲弊してしまっている現実があります。
作業量が多すぎて休む暇がない
あとは、そもそも自分の作業が多すぎて休めない、休んでたら間に合わない!という焦りも、あなたが休めないと思ってしまう要因です。
私も今日休んだらお遊戯会に間に合わなくなる…と無理して仕事をしていたことがありました。
しかも無理をしても間に合わないことがあり、しっかり休みたい土日まで仕事をするという悪循環っぷり。
そうならないためにも平日休むわけにはいかない。と自分を頑張らせてしまうんですよね。
責任感の強い幼稚園教諭のほとんどがしている勘違いとは?

このように幼稚園には休めない…と思ってしまう要因がさまざまあります。そしてその休めない要因が影響して、幼稚園教諭の大半の人が重大な勘違いをしているため、常に「休めない」というプレッシャーがつきまとうんです。
その勘違いって、なんだと思いますか?
あなたの責任と園側の責任を勘違いしてしまっている
例えば
「私が休んだら子どもが困る。」
「保護者に心配かけて園自体の評判が落ちる。」
あなたもこういったプレッシャーを抱えているのではないでしょうか?あなたと同様にプレッシャーを感じている幼稚園教諭はとても多いです。だから悩んでいる人がたくさんいます。
でもね、
あなたが休んだら人がいなくなる。あなたが休んだら園が回らずに悪い評判が回る。これって本当にあなたの責任なのか、もう一度よーく考えてみてください。
そもそも、あなた一人がお休みでいなくなった時、誰がクラスをサポートするか、考えるのってあなたの仕事ですか?
あなたが休んでしまった時に園をどうやったら円滑に回せるか考えるのってあなたの仕事ですか?
違うんです。
”人員の欠如を補充する体制をつくる。”これって経営の仕事です。園長達の仕事。いわゆるマネジメントと呼ばれる領域です。
あなたはこれまで経営、マネジメントを学んできましたか?幼稚園教諭の資格、保育士の資格にそんな領域ありましたか?
ないですよね。
だから、あなたが休んだだけで責任を押し付けられたり、または責任を感じてしまうのは全くのお門違いです。経営の責任、園長の責任にもかかわらず、幼稚園教諭という仕事の特性上、勘違いが起きてしまい、なんでも自分の責任だ。と思い込んで勘違いしてしまうんです。
園長やら経営側が、園全体の責任を担っていることを忘れてはいけません。
勘違いを逆手に責任の強い人が利用されている
現実的には幼稚園教諭だからこそ、園全体の責任を考えてしまいがちですし、あなたのように責任感が強い人ほど自分の責任外のことも責任と考えてしまいます。
園側はそういう責任感が強い人を利用して、休むな、とか、休んだら全体に迷惑がかかる!とか平気で言ってくるんです。
はっきりいってそういう園は経営がうまくいっていない証拠を職員にひけらかしているのと同じ。おそらく人間関係もお粗末で職場として良い環境とは決して言えないでしょう。
幼稚園教諭でも休んでよいと思えるには

あなたは責任感が強いからこそ、休んではいけない。休めない。と自分に言い聞かせてしまっていますが、それは園側の責任であり、あなたの責任と感じるのは勘違いであるとお伝えしました。
では具体的にどうすれば休んでも良い。と思え、休めないというプレッシャーから解放されるのか、みていきましょう。
問題点が園にあることを知る
先ほども書きましたが、あなたが休めないと思ってしまっているのは、
園があなたに責任をおしつけている、またはあなたが責任のありかを勘違いしているからです。
あなたが休むことによって園がうまく回らない恐れがあるのならそれはあなたではなく、経営そのもの、園そのものに問題ありなんです。
作業量が多すぎて休めない環境にしているのも園の責任。効率化とか、円滑化を進めるのは上の仕事ですから、悲しいですが作業量が多すぎて休めないと思ってしまうのは、できない上層部の尻拭いをしているようなものです…
あなたの責任を自分で広げないように気をつけてください。
これはとても大切なことです。
幼稚園教諭は知らず識らずのうちに自分に責任を押し付けすぎてしまう傾向がありますので、一度立ち止まって、
「これって私の責任だっけ?」と思い返してみましょう。
問題は園にあります。
子どもを信じる
もちろん子どもにとってあなたは先生という、親でもなく、友達でもない、けど愛してくれるという貴重な存在です。
あなたがお休みでいなくなったら困ると思うかもしれませんが、
子どもたちはあなたが休まざるを得ない状態になってまで、来て欲しいと思うでしょうか?
子どもたちもあなたと同様にあなたの幸せや笑顔を思ってくれています。
もし、私が休んだらあの子達に迷惑が…とよぎったら、子ども達の事を思い出して、あの子達は私がいなくてもきちんと過ごせるはず。と信じてあげてください。
あなたがクラスの子達自身を信じる事で、心が緩んできて、休めないというプレッシャーから解放されます。
休みから復帰したらまた思いっきり関わってあげればいいだけの話です。
転職する
そもそも、休んではいけない。と幼稚園教諭にプレッシャーをかけている園は良い園とは言えませんので今心身ともに疲弊していて辛いのであれば、環境を変えることをおすすめします。
あなたがもし今休めないと感じているのであれば、自分を大切にできない環境にいるという事を自覚しておきましょう。そして、もっと自分を大切にできる環境で働きたい。そう思ったら環境を変えてしまうのが一番の対策です。
いまや幼稚園や保育園は大手企業が参入してくるほど、良い環境の園が増えています。
月収25万、持ち帰りの仕事なし、福利厚生が充実しているという園も増えてますし、なによりいま世の中には幼稚園教諭、保育士が足りていません。
つまり、あなたは自分の働きたい環境を選べる立場にいるんです。
私も転職を決意して転職サイトに登録してから、こんなに別の良い環境があって、しかも自分で環境を選択できる立場にいるんだという事をまざまざと実感しました。
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さいごに
幼稚園教諭が「休めない。」と思ってしまうのは、幼稚園側の管理能力の欠如が原因です。
責任感が強い人ほど、園側の責任も自分の責任と思い込んでしまい自分を追い詰めてしまいます。
それを分かっていてなにも対策していない園もたくさん。
あなたの園もあなたの責任感にかまけている事でしょう。
まずは自分が抱えるより大きな責任を背負っている事を自覚してあげてください。
そして、つらくて休みたいときは休む。責任は園にあり、子どもに対する責任も園にあります。
子どもに申し訳ないと思うときは子どもたちの力を信じてあげてみてください。
あなたが思っているより子ども達は強く立派です。
そして、もう休めないというプレッシャーに押し潰されそう、こんな環境が嫌だと思っているのであれば、転職を考えましょう。
あなたのような責任感の持ち主であれば、別の環境で心緩やかに過ごせる可能性がかなり高いです。
説明したとおり、いまは幼稚園教諭、保育士は引くて数多ですし、責任感が強いとなれば昇給、良い待遇で転職先が迎えてくれることも往々にしてあります。
あなたがいまの休めないというプレッシャーをなくしたいのであれば、まずはサイトに登録して別の環境をのぞいてみてください。
思ったよりも良い環境が多くてびっくりすると思います。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。