転職

私が徹底的に転職活動をしようとおもったきっかけは夜中に見た母の涙でした。

私のリアルな話

幼稚園教諭3年目の12月。

私は夜中の病院に運ばれました。

運ばれた理由は急性胃炎。何も食べれない日々が続きストレスが重なり、夜中に我慢できないほどの痛みを感じて、病院に運ばれました。

心当たりといえばありすぎるほど、あの頃の私はいっぱいいっぱいでした。

幼稚園では

・先輩との人間関係
・同期との人間関係
・主任との人間関係
・激務の日々
・自分の時間を持てないことのストレス
・慢性的な寝不足

など、悩み事でいっぱい。毎日ストレスで辛い。もうやめたいなぁと日々過ごしていました。

それでも「今辞めても転職できるか心配」「辞めたら無責任と思われる。」と具体的に辞めることは考えておらず、辛いながらも毎日過ごしていたところで、ついに体が限界を迎えたようです。

お医者さんからは「もう少しで胃に穴があくところでしたよ」と言われ、痛みで流れてくる涙をこらえながら(実際にはこらえきれなかったですが笑)

「今後気をつけます」と返事をしました。

今思うとびっくりしますが、この時点でもまだ辞める。という選択肢がなかったんですね。

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幼稚園を辞めようと決意したのは母の涙だった

病院へは母が送ってくれました。

病院に向かう途中、お腹が痛いという私を必死で慰めてくれていました。

私は痛すぎて何がなんだかわからず、どうやって病院に行ったのかも覚えていません。

薬をもらって家に帰り、少し落ち着いたところで眠ってしまいました。

次の日は仕事でしたがもう行ける状態ではありませんでした。

次の日の朝、薬のおかげで少し良くなったのか私はリビングに向かいました。

そこには母がいて「大丈夫?」と声をかけてくれました。

 

今思えばもう22にもなって母に「大丈夫?」なんて言わせちゃいけないな。と思います。

 

「なんとか大丈夫」と返事をした後に母が

 

「あんながそんなに苦しむなんて幼稚園ってどんなところなの?」と涙を流しながら聞いてきました。

 

その瞬間私の胸は締め付けられるような感覚になりました。病気の痛さとは違う、心の痛さを感じました。

 

私はこれまでワガママ娘でした。母の言うことを聞いているようで聞かないおてんば娘で、進路も相談せずに勝手に決めてしまうような子です。

音大に行くことが決まっていたのに突然幼稚園の先生に路線を変更した時は流石に驚いていましたが、それでも「あんたが決めたならそれでいいんじゃない?」と

いつも私の意見を尊重してくれていましました。

そんないつも見守ってくれていた母が涙を流して私に話しかけてきます。

心配の涙でもあり、悲しみの涙でもあり、私には到底理解できないほどの気持ちだったと思います。

その涙の一粒一粒に、母の辛さがこもっていたかのような大粒の涙が母の目からこぼれ落ちていました。

母の涙なんてそんなに見るものではありません。ましては今まで私を見守ってくれていた母が私のことで心配している。

その事実が私の考え方を変え始めます。

私が本気で転職活動をした理由

私はこれまで自分のため、自分の決断を守るために行動してきました。

だから幼稚園で辛いことがあっても、自分で決めた道だから。となんとなく我慢して過ごしてきました。

もちろん辛いことがあってもすぐに辞めずに済んだのは、子どもが可愛くて、それが支えになってくれたのもありますが、何よりも自分で決めた道だし、最初の3年間は辞めたらまずいんだろうな。と

漠然と考えているだけでした。

それが母の涙を見て変わりました。

一応心理学も学んだし、日頃のストレス解消法も知っているつもりでしたが、それも通用しないくらいの環境にいたということにやっと気付けました。

私はもう母に迷惑かけたくない。何よりもうこんな思いをしたくない。

絶対に人間関係の地獄から解放される。と決意しました。

 

私は自分のためはもちろん、母のためにも自分にとって幸せになれる転職をするにはどうすれば良いか考えました。

やっぱり子どもに携われること、資格を活かせることを考え色々な方面から情報収集しました。

その結果、保育園に転職することにしたんです。

家族を不幸にすることは”間違い”です。

世の中には「石の上にも3年」という言葉があるように、ある程度物事は継続すべき。

という風潮がありますよね?今日まで残っている言葉だけあって確かに3年経てば物事が好転しているなんてこともあると思います。

でもね、人によって違う。がリアルじゃないですか。メンタルボロボロで生理不順になっている、体重も減って満身創痍。そんな人に明日も頑張れって言えますか?

って話なんですよね。

とにかく何が言いたいかというと、何事も正解、不正解は人によって違います。違いますけど私は自分の身を大切にしなかった結果、母を泣かせてしまって思ったんです。

家族を泣かせるということは間違った行動だな。と。

だからあなたが今幼稚園教諭で辞めたいとか辛いとか思っていたとしたら、辞めどきとか、続けるべきかとか、悩むと思うんですけど、

あなたの決断が家族を傷つけることにならないか、家族に心配をかけることにならないかどうかで辞める辞めないを判断してください。

もし、家族を泣かせるようなことがあれば、それは間違いです。

もう誰一人、私のようにならないでほしい。

あなたは親や家族を泣かせるような幼稚園教諭にならないでください。

母を泣かせてしまった時の私の心は締め付けられて声にもならない悔しさと悲しさと申し訳なさでいたたまれなかったです。

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ABOUT ME
奥村八重
保育業界って人間関係で悩む人が多いですよね。 女社会に加えてあの狭い空間の中で嫌な先輩、怖い主任、理不尽な園長と毎日過ごすことになります。 心も体もストレスや不満でいっぱいになってきませんか? 私自身も人間関係に悩んだ一人です。このサイトは保育業界の先生が毎日を平和に、ストレスフリーに過ごせる方法を紹介していきます。