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【図表で解説!】保育士と幼稚園教諭それぞれのメリットデメリットとは?

保育士・幼稚園教諭 メリットデメリット

最近は幼稚園教諭の免許を取りながら保育士免許をとる先生が多いです。

ただ、保育士・幼稚園教諭どちらも職業として選べる分、

・幼稚園教諭と保育士、どっちがいいのかな?
・幼稚園教諭と保育士、私はどっちが向いてるのかな?

このように悩んでしまう方も多いと思います。

保育士と幼稚園教諭、それぞれ管轄や役割が違うことはこちらの記事でも紹介していますが、

この記事では、保育士と幼稚園教諭どちらも経験している私の経験から、保育士と幼稚園教諭それぞれのメリット、デメリットを紹介します。

表や図解を使ってわかりやすく紹介していますので、ぜひ参考にしていってください。

あなたが今保育士、幼稚園教諭どちらに進むべきか迷っているのであれば参考になるはずです。

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保育士と幼稚園教諭それぞれのメリットを紹介

一般的に保育園と幼稚園には次のような違いがあります。

保育士・幼稚園教諭 メリットデメリット簡単に言うと

保育園:
「家庭の延長・子どもを預かる」場所

幼稚園:
「学校」「子どもを教育する」場所

という違いがあります。

奥村八重
奥村八重
ただ、立ち位置や特徴が違っても、働いた時に何がどう違うのかってイメージしづらいんですよね。

そこで、ここからは実際に働いてみてわかった保育士、幼稚園教諭両方のメリットを紹介します。

保育士のメリット4つ

保育士・幼稚園教諭 メリットデメリット

保育士のメリット①複数担任制で助けてもらえやすい

保育園はどのクラスも複数で担任を持つことがほとんどです。

そのため大変なこと、何か緊急自体が起きた時でも、1人で対応するわけでなく、担任同士で連携して問題解決することができます。

助けをもらえる環境があるので、担任とは違い責任感・ストレスの軽減にもつながります。

その結果精神的に楽に子どもと関わることができるんです。

保育士のメリット②子どもの年齢が幅広いため勉強になる

保育園は子どもの年齢が幅広いです。

そのため、

・その時期に応じた子どもの発達が学べる
・合わない学年に当たった時に別の学年に移動することができる

というメリットがあります。

奥村八重
奥村八重
私自身さまざまな子どもの発達を間近で見ることができ、保育士はとても勉強になる仕事だなと実感しました。

保育士のメリット③残業が少ない

保育園は残業が少ないのですぐに帰宅することができます。

なぜなら勤務時間=保育時間だからです。

シフト制で事務作業があったとしても、シフト交代時に事務作業時間を確保してくれることがほとんどです。

園によりますが、私がいた園は先生みんな定時に帰宅していました。

保育士のメリット④他の先生と絡む機会が少ないので、人間関係が楽

保育園は他の先生と関わる機会が少ないです。

というのも保育時間=労働時間なので、物理的に先生同士で関わることが少ないんです。

そのぶん人間関係でのトラブルも起きづらく、ほとんどの時間を子どもと過ごして1日が終わります。

これは精神的に大きなメリットでした。

奥村八重
奥村八重
ただし、人間関係が良くない職場もあるので注意!人間関係の良い職場の探し方は記事の後半で紹介しているのでチェックしてみてね!

今すぐ”人間関係の良い園の探し方”を知りたい方はこちら

幼稚園教諭のメリット4つ

保育士・幼稚園教諭 メリットデメリット

では次に幼稚園教諭のメリットを紹介していきますね。

幼稚園教諭のメリット①担任制だから子どもとじっくり関われる

幼稚園は担任制ですので、子どもとじっくり関わることができます。

ですので一人一人への愛着は強く、責任感を持って仕事に取り組めるのがメリット!

・〇〇くんは甘えん坊な特徴があるからこうやって接しよう。
・〇〇くんは怒りっぽいから普段からあんな接し方をしよう。

など一人一人の特徴を捉え、対処していく能力が磨かれます。

奥村八重
奥村八重
私も相当良い経験になりました。子どもと接する中での学びは日々絶えず、飽きることがありませんでした。

幼稚園教諭のメリット②子どもと関わる時間が短いから体力を温存できる

幼稚園の場合子どもは14時くらいには帰宅します。なので、14時から夕方までは基本的に保育はしません。

子どもと接するというのはエネルギーを使います。保育園に比べて子どもといる時間が短い分、体力的に楽ではありました。

奥村八重
奥村八重
女性にとって、体力を削らずにいられる時間はとっても重要。その点では幼稚園の方が体を休められるというメリットがあったなぁ。

幼稚園教諭のメリット③保護者からの感謝が嬉しい

幼稚園教諭は保育園に比べて保護者との関わりが濃いです。その分感謝される機会が多く、保護者からの感謝が身にしみる瞬間がとても多いです。

担任として1年間子どもを見るため、「担任が先生で本当良かった」とか「先生のサポートのおかげで私も成長できました」とかこういった言葉をもらえるのがメリット。

奥村八重
奥村八重
担任制なので、日々一人一人と向き合うことになり大変ですが、その分保護者からの感謝が原動力になります。

幼稚園教諭のメリット④長期の休みがある

幼稚園教諭には長期の夏休みや冬休みがあります。長期休みがあるのは幼稚園教諭最大のメリットと言えます。

日々子どもたちと向き合いながらも自分自身のための休みもありますから、リフレッシュする良い期間になります。

奥村八重
奥村八重
夏休みに旅行に行ったり、自分の時間をとったりして日頃の疲れを癒す期間を作れるのは幼稚園教諭ならでは!

保育士と幼稚園教諭、それぞれのデメリットを紹介

ここまで 保育士と幼稚園教諭のメリットを紹介してきましたが、もちろんデメリットもあります。

早速保育士、幼稚園教諭それぞれのデメリットを経験談をもとに紹介しますね。

保育士のデメリット3つ

保育士・幼稚園教諭 メリットデメリット

保育士のデメリット①子ども1人ひとりとの関係性が薄くなりがち

保育士は子どもと一緒に過ごします。ですが、複数担任制ということもあり1人1人との関係性が幼稚園教諭に比べて薄くなりがちです。

ですので子どもとがっつり向き合いたい。という場合は保育士は物足りないかもしれません。

奥村八重
奥村八重
ただ、園によっては全員でクラス全体の子どもを見守ろう!という動きが強いです。その場合はやりがいを感じることができます!

保育士のデメリット②他の先生との保育観が合わないと1日中ストレス

保育園では1日中子どもを見るため、他の先生と保育観の不一致が生まれると1日中ストレスを感じることになります。

というのも保育士の役割は家庭の延長、簡単にいうとママの代わりです。

経験したからこそわかりますが、保育園では教育的な観点から子どもを見る先生が少なく、日々をこなしている人が多いです

例えば、

「ご飯を無理やり食べさせる」とか、「無理やり昼寝させる」とか…子どもを第一に考える人ほど「ありえない…」ことをする先生と遭遇しやすいです。

私は子ども一人一人にあった教育をしたいと思うタイプだったので、その保育観の違いに悩みました。

奥村八重
奥村八重
ただ、保育観の不一致を感じずに働ける方法もあるんです。詳しくは記事の後半をチェックしてみてください!

今すぐ”保育観の不一致を感じずに働く方法”を知りたい方はこちら

保育士のデメリット③給与が低いと感じる

保育士は一般的に給与が低いと言われていて、デメリットの一つとして挙げられます。

ただ、最近は一般企業が運営している園もあり、例えば派遣時給1600円で働くことができる園もあるくらいになってきました。

給与が低いのは場所と環境によって変わってきますので、就業前にお給料は確認しておきましょう。

奥村八重
奥村八重
ちなみに私は保育園の派遣で月給26万稼いだ経験があります。雇用形態にこだわりがない方は派遣もおすすめですよ。

幼稚園教諭のデメリット3つ

保育士・幼稚園教諭 メリットデメリット

幼稚園教諭のデメリット①人間関係の悩みが尽きない

幼稚園教諭は人間関係で悩む人が多いです。

というのも14時で子どもが帰るので、そのあとは先生だけが園に残ります。

つまり、園の環境によっては14時以降に最悪な女社会が出来上がるなんてことも…

特に行事があるときは他の先生との連携も必要になる分、子どもが帰った後は人間関係での悩みが出やすいです。

時には嫌がらせを受けたり、悪口を言われて悩んでしまう先生もいます。

奥村八重
奥村八重
私もかなり苦労した…。人間関係さえよければ辞めることはなかったかも…。

幼稚園教諭のデメリット②残業が多いから寝不足で肌も荒れる

幼稚園教諭は残業が多いです。

特に行事がある時期は帰る時間が遅くなります。

書き物、制作物、壁紙の張り替え、会議など、やるべきことが沢山増えて、「作業が終わるまで帰れないなんて」ことも。

私は、作業が多すぎて22時上がりが続いたこともあります。

22時に園をでて家に着く頃には22時半。化粧を落として翌日の準備をして24時に就寝。5時半起きだったので5時間半の睡眠しか取れず、肌荒れに悩まされました。

また、残業が多いというのはそれだけ園に残る時間が長いということ。

もし人間関係で悩んでいた場合、二重苦になることもあります。

幼稚園教諭のデメリット③責任が重たいからストレスがすごい

幼稚園教諭は基本的に担任制ですので、責任が重たいと感じることもあります。

「私がしっかりしなきゃ!」と特に新任の頃はプレッシャーを感じやすいです。

また、新任で担任を任されると「自分だけで頑張らなきゃ!」と自分で自分にプレッシャーをかけてしまう先生も多く、責任の重たさは先生を苦労させる要因として紹介せざるをえません。

担任が1人なので、「休めない」とか「辛くてもやめられない」という逃げ場がないというプレッシャーもストレスになります…

保育士と幼稚園教諭どっちがいい?タイプ別に紹介

ここまで保育士と幼稚園教諭のメリットデメリットを紹介してきましたが、

じゃあわたしに合うのは保育士と幼稚園どっちなんだろう?

これが一番知りたいことだと思います。

そこで、タイプ別に保育園に向いている人、幼稚園に向いている人を分けるとこうなります。

「とにかく子どもとしっかり向き合いたい!」タイプは幼稚園

「自分の心もケアしつつ子どもに携わりたい。」タイプは保育園

このように、メリットに合わせて幼稚園教諭か保育士、どちらを選ぶか決めると良いでしょう。

ちなみに私はまず幼稚園を経験し、人間関係に悩んで保育園に転職しました。

その結果言えることは、あなたが良い園で働きたい!と思ったら「人間関係の良い園」を探すことが重要です。

奥村八重
奥村八重
幼稚園も保育園も人間関係が悪ければストレスもたまるし、子どものことを大事に考えられなくなってしまう可能性だってあるんです。
もも先生
もも先生
でもいい園で働けるかどうかなんて運次第なんじゃ…
奥村八重
奥村八重
そう思っているあなたに、人間関係の良い園を探す方法を紹介します!

【体験談】私が見つけた人間関係の良い園を探す方法

「人間関係が良い園を見つける事なんてできないでしょ。」
「人間関係がいい園で働いている人は”運がいい人”だよね」

こう思っている人がほとんどだと思います。

ですが、わたしは確実な方法で人間関係の良い園を探し出すことができました。

それが、「保育エイド」という保育専門の転職情報サイトを使うことです。

もも先生
もも先生
でも保育エイドって聞いたことないです…。

そうですよね。聞いたことがないサイトを使うのは気がひけるという人もいると思います。

そこで、保育エイドを使って転職活動をした私の体験記をこちらの記事に書いてみました。

奥村八重
奥村八重
ぜひ参考にしてみてくださいね。

ちなみに「保育エイド」は過去に転職を紹介した先生の口コミをもとに人間関係が良い求人情報のみを取り揃えています。

アドバイザーは全員保育業界経験ありの女性。あなたが安心して転職できるようにアドバイスしてくれます。

私自身、いくら子どもが好きでも人間関係が悪かったら心や体が壊れていくんだな。と経験したからこそ「保育エイド」を勧めています。

私は子どものことが好きすぎて勉強に熱が入りすぎてしまい、気づいたら学校で成績トップで卒業しました。幼稚園に入った時も嬉しくてたまらなかった。

けど、人間関係の難しさを感じてからは子どもといることよりも、この先生たちといたくない。という思いがまさってしまったんです。

それくらい仕事の良し悪しは人間関係が大きな要因となります。

なので、今まさに「良い職場にめぐり会いたい!」と思っている方は保育エイドを使ってみてください。

奥村八重
奥村八重
もちろん無料。登録は30秒で終割ります。

まとめ

保育士と幼稚園教諭にはそれぞれにメリットデメリットがあります。

この記事を参考に、あなたのタイプやなりたい姿に応じて保育士か幼稚園教諭を選んでもらえればと思います。

ただ私は人間関係が仕事に及ぼす影響は計り知れないという経験がありますので、あなたには「保育エイド」を使ってみてほしいです。

そして人間関係良好な園を見つけてあなたらしい日々、子どもと楽しく過ごす日々を送ってほしいなと思います。

奥村八重
奥村八重
ここまで読んでいただいてありがとうございました。
ABOUT ME
奥村八重
保育業界って人間関係で悩む人が多いですよね。 女社会に加えてあの狭い空間の中で嫌な先輩、怖い主任、理不尽な園長と毎日過ごすことになります。 心も体もストレスや不満でいっぱいになってきませんか? 私自身も人間関係に悩んだ一人です。このサイトは保育業界の先生が毎日を平和に、ストレスフリーに過ごせる方法を紹介していきます。