・園長の態度が高圧的で怖い。
・園長が私にだけ冷たい。
園長の性格や人柄が園全体に与える影響って大きいですよね。
1人だけひいきしたりし始めると周りは適当にあしらわれてしまったり仕事がしづらいったらありゃしない。
園をまとめる人が厄介な人だと毎日心が疲弊していきます。しかも相手が園長なので下手に意見できなかったり悪循環。
私も当時悩まされました。
そこでこの記事では、嫌いな園長に対してあなたがどう対処すればストレスを軽減できるのか、どうすれば園長の影響を受けずに仕事ができるのか、その方法をご紹介します。
後半では園長を仕返しする方法やそもそも嫌いな園長と縁を切る方法も紹介していますので、是非参考にしてくださいね。
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目次
園長が嫌い!と思う瞬間

園長ほんと嫌い!と思う瞬間ありますよね。あなたはどんな時に思いますか?
ここでは幼稚園の先生がどんな時に園長を「嫌い!」と思うのか紹介していきます。
特定の先生だけひいきする
特定の先生だけひいきする園長先生は嫌われます。
「〇〇先生はほんとできる先生よね~」
「〇〇先生だけよ、私のことわかってくれるのは」
「あなたも〇〇先生を見習いなさい!」
とか言われます。
たちが悪いのは、裏で園長の悪口を言っている先輩が気に入られたりすること。
なんなのこの世界!?と困惑しますよね。
園長先生のお気に入りの先生だけ待遇されると周りの先生はうんざりです。
ひどいと給料にもひいきが影響してくることもあり、不平等な評価は仕事のモチベーションの低下にもつながります。
口出ししてくる割に指示がめちゃくちゃ
園長なので口出しをするのはわかりますが、指示がめちゃくちゃな時はイラッとしますよね。
現場のことを理解していない園長ほど的外れな指示をしてきます。
しかも指示通りに動いたにもかかわらず「なんでこんなことになってるの!」と怒られることもあり、理不尽極まりない。
そんな園長先生嫌いになって当然ですよね・・・。
保護者の悪口を平気で言う
保護者の悪口を平気で言う園長先生は好きになれませんよね。
園をまとめる園長先生だからこそ、先生の見本になってほしいもの。
しかし現実的に保護者の悪口を平気で言う先生もいて、そんな姿を見ると、「保護者のことなんだと思ってるの?」とか「思いやりってないの?」とか色々な考えが浮かんできます。
一方保護者の前ではうまく対応しているのをみて人間不信になってしまいそうにもなります。
そんな姿見ていたらこんな園長先生絶対嫌だ。と嫌いになりますよね。
タイプ別、嫌いな園長にはこう対応すべし!

あなたは園長先生にいらっとしたり、嫌いになる出来事が多い日常を過ごしているかと思います。
ところで、あなたの嫌いな園長、どんなタイプか理解できていますか?
嫌いといっても園によって園長のタイプは様々です。そこで、嫌われる園長のパターンを紹介していきます。
園長とはいえ1人の人間。様々な過去が絡み合って今の人柄になっています。
園長のタイプに合わせて対処すれば、ある程度のストレスは減っていきます。
それぞれ対処法も紹介していきますので、あなたの園長がどのパターンに当てはまるのかみてみてください。
嫌がらせしてくる
嫌味を言う園長は厄介ですよね。
人のことを攻撃したり嫌味を言いつづけてくる。何よりそういった攻撃を受けると「私が何かしたのかな?」と攻撃を受けた側の精神を傷つけていきます。
そのせいで何度憂鬱な気持ちになったことか。
人に嫌がらせをしてきたり、攻撃してくる人は、不安や被害者意識をもっています。その心理を刺激せずうまく付気合うことであなたのストレスも減っていきますよ。
嫌味で攻撃的なあの人から身を守る方法はこちら
悪口ばかり言う
どこにいても口をひらけば人の悪口ばかり・・という園長がいると辛いですよね。
「なんであの先生いつもドジなの?!」
「あの先生やる気ないよね」
とか、そこにいない人のことをあーだこーだぐちぐち言う人の周りにいると疲れませんか?
また、「私がいない時も何か言われてるんだろうな」と思うと不安で嫌な気持ちになりますよね。
ところでなんで悪口ばかり言う人って悪口をやめないのか知っていますか?実はあの人たちは「不安」なんです。
不安だから
・私の言ってることって正しいよね?と賛同を求める
・グループの中にいたい
・相手を蹴落として自分が優位に立ちたい
そう思っているんです。
他人を蹴落としてとか普通は考えませんが、相手は不安を抱えていて、悪口を言えれば誰の悪口でも言い出します。
あなたが標的になっていることも考えられるんです。心当たりありませんか?
なので、悪口を言ってくる人に対しての対策を知っていきましょう。
こちらの記事では悪口を言う人の心理、悪口を言う人への対策を書いています。
気分屋
明らかに自分の機嫌の悪さを態度に出してくる園長。
普段は普通に話しているひとなのに、突然態度が急変して怒鳴られる…
そんな時、周りにいる身としては「私が何かしたのかな?」という不安な気持ちになりますよね?
昨日と今日で言ってることが違うので上司の指示で動く身としては迷惑極まりない。
そらに言っていることの中で何が正しいかわからず、仕事の経験を積む上でも損ですよね。
機嫌が悪いから立場の低いこちらとしては質問しづらくなってしまい、仕事もうまく進まず、確認不足でミスが出てしまうこともあるのではないでしょうか?
そうして何度も機嫌の悪い態度を取られると「私に何か問題があるのかな?」と不安が募っていくんです。
そんな気分屋の人と仕事するなんて嫌ですよね…仕事に行きたくなくなります。
実は気分屋の人に対しても、きちんと自分を守る立ち振る舞いをする事で、あなたのストレスを減らすことができるんです。
また、気分屋の人の心理を知ることで「はいでましたーいつものやつ。」といつもの事としてスルーできるようになります。
ぜひこちらの記事で気分屋の人との付き合い方を確認してみてくださいね。
揚げ足取りをしてくる
人の失敗やミスをいちいち指摘してくる園長も厄介です。
揚げ足を取ってくる人は些細なことでも揚げ足を取って大騒ぎしたり、みんなに聞こえてくるように非難したり、あなたがいない場所にいてもあなたの態度に対していちいち指摘しているなんてこともあります。
また、何の悪意もないのに「何か文句でもあるの?」と因縁をつけられることもあり、こちらとしては全く意味がわかりません。
こう揚げ足を取られていると
「また何か言われるんじゃないか?」
「私ができないからこんなに言われるのかな?」
と自信がなくなって萎縮してしまいますよね。
このように、揚げ足取りの人はみんなのやる気を奪い去っていく存在。人間関係を壊していきます。
そんな人を気にせず、スルーして過ごせる方法があったら知りたいですよね?
実は揚げ足をとる人にはある心理が隠れていて、その心理をついた言動をしていくとあなたが揚げ足を取られることがなくなります。つまりストレスフリーな生活を送ることができるんです。
こちらの記事で揚げ足取りの人に対する対策をまとめてますのでぜひ参考にしてくださいね。
偉そう
偉そうな園長はあなたを萎縮させてしまいます。
「またドジしてんの?」
「だから言ったのに!」
なんて偉そうに言ってくる人はいちいちムカつくような言葉を投げかけてきます。
だから、「何でそんな言い方になるんだろう?」と怒りや憤りを感じてしまいますよね。
それに言い方が偉そうなので、例え相手が正しいことを言ってきたとしても指摘された側が素直に受け取ることができないなんてこともあると思います。
そうなってしまってはせっかくの成長のチャンスも逃してしまいます。もう言い方がうざいからあの人無理!あの人の言うことは受け付けない!という具合に。
特に新任の場合は先輩からの助言がその後の役に立つこともあるので、あなたにとってもったいないことになってしまうことも…
偉そうな人にはムカつくこともあると思いますが、言い返してしまうと逆効果なんです。反撃すると相手はさらにあなたに危害を加えることになるでしょう。
偉そうな人は基本的に不安を抱えている人たちなので、その不安を刺激しないように接するのが一番の安全策です。偉そうな人の不安という心理を利用するだけで、偉そうなあの人を黙らせることもできます。
詳しくはこちらの記事を参考にしてみてください。
無責任
私がやっておきます。とか言っておいて最終的に人に尻拭いさせる園長もいます。
無責任な人と同じ仕事に取り掛かる時は特にヒヤヒヤします。いつ自分が仕事を増やされるかわかりませんからね。
このような無責任な人に振り回されないためには、いち早く無責任な人を判別する必要があります。
無責任な人にはある特徴があり、その特徴を知っているだけで先回りして対策ができるんです。
そこでこちらの記事では、無責任な人の特徴と、対策を紹介しているので、ぜひ参考にしていってくださいね。
格付け・マウンティングしてくる
格付け、マウンティングしてくる園長もいます。
幼稚園社会は女社会。マウンティング、格付けがあることは珍しいことではありません。
あの先生は仕事ができるけど、あの先生はダメね。とか。
時には、〇〇先生は保護者人気がないからねー、とかあえて人を攻撃してくることもあります。
こういう人がいると正直疲れますし、自分が被害に合うようなことがあると傷つき、心身ともに疲れ切ってしまいます。
それにしてもなぜマウンティングしてくる人たちはこうも人を格付けしたりバカにしてくるのでしょうか?
それは不安があり、常に相手を蹴落として勝ち組であると思いたいからです。
このようなマウンティング女子の心理をしり、対策をするための方法はこちらの記事に書いていますので参考にしてみてくださいね。
噂好き
噂好きな園長も厄介です。
噂を流す方は軽い気持ちだとしても噂を流された側はたまったものではありませんし、人間関係もやりづらくなります。
タチが悪いのは噂が好きな人ほど事実を曲げて伝えたり、話しを盛って伝えたりしていること。
なので、知らないうちに周囲に誤解されているなんていう被害を受けることもあります。
私も実際あらぬ噂を流されたことがあり、心底疲れ切ってしまったことがありました。
私の噂を流した人は悪意があって噂を流していましたが、実は噂好きな人の中にも悪意なく、人に噂を流してしまう人がいるんです。
どんな人か知っていますか?
それは、おせっかいな人。
私だけじゃなくて他の人に伝えた方がよいかも!と人の噂を流してしまうんです。こちらは悪意がないからこその厄介者…
このように悪意が有ろうと無かろうと、噂を流されてしまってはあなたにとって良いことはありませんよね。
そういう時は噂を流す人の特徴をいち早くしり、距離を取ることで噂を流される立場にならないように対策します。
噂をたてられないためには
・自慢話はしない
・プライベートのことを話さない
など、対策があります。
こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしていってください。
嫌いな園長からぐちぐち言われないようにするには?

あなたが園長先生を嫌いな気持ちはとてもわかります。私も目の敵にされてきて、人間として最低な先輩(言い方きつくてすみません)を園長がひいきして、私だけいつもバカにされてきました。
そんな私でも園長を見返すことができた方法を紹介します。
それが、仕事ができるようになること。
園長がガミガミ言ってきたことをメモして、
「この前の~~指示通りにやっておきました。」
とか
「園長はこの前~~と言っていたので、それに従い~~をしました」
とか
「全体的な流れは~~なので~~という指示を踏まえて~~のようにしておきました」
など、具体的な指示を覚えておき、その通りに仕事をしたこと、さらには指示を受けたことを覚えており、かつ、全体的に何が良い判断なのかを見極めて何をしたのかを伝えることで
園長先生もぐうの音が出ないと言った様子で、それ以降は特にガミガミ言われなくなりました。
新任の頃はできないことが多くて園長にもガミガミ言われやすいので、早く仕事を覚えて園長からのストレスから解放されましょう。
うまい相づちもあなたを守ることになる
仕事ができるようになれば園長も口出ししてこなくなりますが、それまでは辛抱の時期になってしまいますよね。
そこで、相づちを工夫することで、日々園長からの攻撃をかわすことができます。
例えば、
「なるほど、私にはない考えで勉強になりました」とか
「今の指示を取り入れて日々生かしていきます」とか
決して園長からの指示を否定せずに前向きな言葉に変えて、嫌味にならないように相づちすると園長もそのあとガミガミ言ってくることが減ります。
相づち一つで態度が変わる園長もどうかと思いますが、あなたを救ってくれる方法の一つとして覚えておいてくださいね。
日々を乗り越えるために専門の相談窓口を利用するのもオススメ。

園長対策をしたとしても心が疲弊してしまったり、ストレスが溜まってしまうなんてこともあります。
そんな時は周りに相談してみるのもおすすめです。自分の気持ちを誰かに言えるのは良いことです。
ストレスの発散にもなります。
ただ、なかなか周りに相談できないという場合もあると思います。そのばあいは、専門の相談窓口を利用するのがオススメです。
「お悩みSOS」では職場でのセクハラ、パワハラの相談に乗ってくれるサービスです。
誰にも悩みを相談できない。という場合、こう言った窓口に相談するのも一つの手です。
周りに相談しづらいというのは、知っている人には自分の弱みを見せられないとか、相談しても取り合ってくれないという不安からですよね?
専門の相談窓口はそういった人の味方ですから、利用して自分の心を軽くしてあげましょう。
園長が厄介なのは死活問題。転職も視野に入れるのがベストです。

園長が嫌い。そんな中でも意外と対処法が多くあるということはこの記事でわかっていただけたかと思います。
特に新任の場合は園長から目をつけられやすいです。そんな園長のためにあなたが心を病むのはとても辛いのでこの記事を書いています。
しかしながら、いくら対策したとしても園長が原因で心を壊してしまったり、「もう限界・・」と思ってしまうことがあるのはお伝えしなくてはならない現実です。
対策してどうにかなることもあれば、対策してもどうにもならないことがあります。
何より園長が厄介な存在というのはかなりきつい環境です。園長が感情的になれば園が振り回され、何か気に触ることをいうと評価が落ちて、給与にも影響しかねません。
お金で保育の仕事をしている訳ではない人でも不当な評価はモチベーションに響くのは当然。
そういう時のために転職サイトに登録しておくことを私はお勧めします。
すぐに転職しなさい。と言っているわけではありません。
転職サイトに登録し、求人情報を知ることで、
園長が嫌だ。嫌いだ。と過ごしている日々に、「転職をすることもできる」という選択肢が一つ増えることになります。それだけで心がとても楽になるんです。
良い園長がいる園。意外と見つかります。
転職なんてできるの?と思ったかもしれませんが、実際幼稚園教諭、保育士は今社会で引く手数多です。
すぐに求人が見つかりますし、最短で2週間で転職先が見つかることもあるくらいです。
今幼稚園教諭、保育士免許を持っているあなたはラッキー。環境を自分で選べるので、今の園で園長に対して対策をして、もし現状が改善されなかったら別の園を選ぶことができるんですからね。
つまり、あなたが良い園長を見極められる立場にいるということです。
ちなみに人間関係が良い保育園を紹介してくれる「保育エイド」と、
幼稚園の求人情報を取り揃えていて、登録者数業界最大の保育士専門の転職支援「保育のお仕事」には登録しておいて損はないです。
もし園長に振り回されてあなたの仕事への気持ちが薄れてきてしまったら環境を変えて、本来の目的である子どもの成長をサポートする。という仕事に専念できる環境を見つけましょう。
まとめ
園長先生が嫌いで毎日辛い。
私も同じだったので、今のあなたの気持ちがわかります。
私の場合人間関係を学んでなんとか対策できましたが、園長だけでなく他の先生との関係でも悩んでしまい転職することにしました。
でも後悔していません。私は対策があるのを知った上で、「これは無理だな」と判断できたので、自分の選択に自信が持てました。
この記事を読んだあなたも嫌いな園長にどう対応するべきか理解できたはずです。つまり、これからどんな選択をしようが、あなたは正しい選択ができるということ。
あなたが正しいと思うことをして、日々子どもたちとまっすぐ向き合える環境作りをしてみてくださいね。